どうして認めない!群馬・みなかみ町、前田町長が不信任を受け町議会解散。

引用 pioprin

みなかみ町は関東北部の群馬県最北に位置し、谷川岳・三国山の麓、利根川の源流域で「関東の水瓶」と称される自然と温泉が豊かで風光明媚な町です。人口は19,645人、面積のほとんどが山林で、谷川岳をはじめ登山の拠点としても有名です。そんな、みなかみ町で町長のセクハラ騒動が起きています。これまでも、地方議員の轢き逃げや問題行動を取り上げて来ましたが、どうして自らを律すべき地方政治の場にある人間が、こうした行動をとるのでしょうか?理解に苦しみます。

みなかみ町、前田善成町長の言い分

■「相手の女性から好意があってのことだと考えておりました」

前田善成町長は2018年4月18日、町内で開かれた団体の送別会の2次会に参加しました。前田町長はその席で飲酒、トイレから出てきた団体職員の女性に無理やり抱きついてキスをしたとされています。事件の翌日の様子を前田町長はフェイスブックにアップしていました。

相手の女性とは、彼女の職場を訪れた際に普通通り言葉を交わし、マスクをしている彼女の体調を心配して声をかけた際も、変わった様子は見られませんでした。

とあります。被害女性は体調が悪くてマスクを着用していたのではなく、昨夜のことが気になって顔を隠すためにマスクをしていたのではないでしょうか。そのあと、市長は被害女性の様子を探るようなメールを送っており、自身のセクハラ行為を自覚していたと見られています。

■事件のその後の経過

その後、被害女性は周囲に「町長を辞任して、政治家もやめてほしい」と話しています。職場の方々も「町長が辞表を提出するよりも、議会から不信任という方が本人の精神的負担は軽くなる」と言っていました。しかし前田町長は「いま私、前田善成にできることはすべての力を注ぎ、みなかみ町と町民のみなさまのために働くことだと信じています。」と述べ、辞任の意向は示しませんでした。前田町長は任期1期目で、妻と2人の娘がいます。被害女性は弁護士に相談し、対応を考えているようです。周囲からセクハラ行為を認め辞任することを求められているにも関わらず、前田町長は町長としての仕事を継続することが禊であるとして、被害女性や町議会の声に耳を貸すことはありませんでした。どうも自分がした行為が「それほどのことではない」という認識に立っているようです、こうした問題を起こすすべての人間に共通な「自分主義」です。

町議会は不信任案を可決、前田町長に辞任を迫った。

■後援会も混乱、内部対立の末後援会長が辞任する

町議会は7月27日に前田町長の不信任決議案を可決しました。これによって10日後の6日までに議会を解散しなければ町長は失職し、町長選が50日以内に行われることになります。議会解散の場合、40日以内に町議選が行われます、そして初招集の議会で再び不信任案が可決されれば町長は失職します。不信任をめぐっては前田町長の後援会でも5日夜に協議が行われましたが、この場でも前田町長は辞職か解散かの判断は示さず、後援会は紛糾し、これまで前田町長を支えてきた桑原一郎町議が後援会長を辞任すなど、混乱しました。

■セクハラ不信任決議に対抗し前田町長は町議会解散を決断

前田町長は町議会で7月27日に可決されていた不信任決議に対抗して、6日町議会を解散しました。これにより40日以内に町議選が実施されることになりました。解散により前田町長は失職を逃れることになりますが、セクハラ行為を行った事実は消えるわけではありません。これまでの流れでは、前田町長自身も被害女性にキスしたことは認めており、セクハラ行為があったことは間違いありません。その行為が是なのか非なのかということよりも、そういうことをする町長に町長の資格があるのかが問題なのです。当然、人の代表として仕事をする資質に欠けることは明白です、なのに、どうして免職にすることもできず、逆に町議会解散なのでしょうか?同じようなことが中央、地方に限らず多すぎると思いませんか?日本が民主主義国家であるならば、もっと一般の人間に“権利”を与えてほしいものです。例えば、選挙で選ばれた人間に関してはSNSの投票で選挙権者の過半数が認めれば失職するなど、もっと有権者に「力」を与えるべきです、セクハラ町長の方が力があるかと思うと情けなくなってきます。

 

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