お盆を前に墓荒らし!ナイジェリアだって墓はあるだろうが、罰当たり野郎は国外追放。

大阪、愛媛の両府県で墓石や仏像が壊されたり倒されたりする被害が相次いでいました。愛媛県警は今月2日、同県西城市の寺の仏像を壊したとして、大阪府内のナイジェリア国籍のの男を器物損壊の疑いで逮捕しました。手口が似ていることから、大阪府警と共同で捜査を進め、関連を調べています。「一体なぜ」。お盆を前に考えられない行為に、関係者らは胸を痛めています。国の情勢が安定しないナイジェリアから来日しているとはいえ、死者を葬る墓所が神聖な場所であることにはナイジェリアも日本も変わることはありません、大きな被害を与えた同被告がどうして、このような行為に及んだのか注目が集まっています。

各地で起こる“墓荒らし”

■大阪府、鳥取墓地周辺での「墓荒らし」

大阪湾を望む小高い丘に約3000基の墓が並ぶ鳥取墓地(大阪府阪南市鳥取)。管理委員会によると、7月21日朝、管理人の男性が約300基の墓石や地蔵が倒され、一部が粉々になっているのに気づき、府警泉南署にに被害を届け出ました。積み上げられた多くの無縁墓が倒されていました。前日の午後10時ごろには異常はありませんでしたが、大きな音が真夜中に響いたのを近くの住人が聞いていました。ここから約2キロ東にある自然田(じねんだ)墓地でも7月11日と20日ごろ、複数の墓石や石像が倒されました。管理委員会は急遽役員会を開き、防犯カメラと照明の設置を決めました。

■大阪府内の事件と愛媛で逮捕された容疑者は関連があるのか

鳥取墓地に隣接する法福寺別院では7月に2回、境内の観音像と地蔵が倒れているのが見つかりました。近くの雷蔵寺でも6月、石像計3体が倒されていました。一方、愛媛県警が逮捕したのは、大阪府阪南市舞4の無職、アブラハム・エマヌエル・ウバ容疑者(45)です。容疑は7月15日、同県西城市の寺で仏像1体を破損したとしています。県警は認否を明らかにしていません。松山市の寺でも仏像が壊される被害があり、阪南市の被害とともに、両府県警が関連を調べています。

文化が違う国の人間にとっては「うっぷん晴らし」に過ぎないかも知れないが

■仏教徒にとって魂を宿す重要な石碑

内戦の多かったナイジェリアでは、簡素な墓が多く、日本のような石造りの墓所は珍しいのかもしれません。ナイジェリアからやってきた文化の違う人間が、日本社会に適応できずに“祖先”の眠る墓所に嫌がらせをしたのかもしれません。しかし、どんな国にも死者を敬う考えはあるはずです。同容疑者が全部の事件の犯人かどうかはわかりませんが、今回の被害額は大きなものになります。通常、石を用いた墓所の平均単価は平米80~120万円と言われています。また、仏像等で歴史的価値を持つものに関しては値がつけられません、人の思いと日本の文化を傷つける行為なのです。この機会に、墓所を荒らすことの意味を広く知らしめる必要があります、経済的にも精神的に大きな問題であることを…。

■お盆を前に破壊された墓石を持つ遺族はどうすれば良いのか

日本で石を「墓」の上に乗せるようになったのには千数百年の歴史があると言われ、「この世」と「あの世」を分けるのが“石”だとされてきました。このため、残された遺族は供養のために、なるべく立派な石を使って墓としたのです。仏教思想では人が死ぬと魂は2つに分かれ、軽い魂は山や海に飛び去って行き、形ある重い魂「魄」が残ります。この「魄」を収めるのが墓石なのです、墓石は「魄」の宿る先なのです。このお盆の時期、残された遺族は『供養』のために、お墓に「魄」を迎えに行き、自宅に連れ帰りリンを鳴らして山や海から祖先の軽い魂を呼び寄せ、ご先祖が家に帰ってくるのです。その大切な依り代である墓石を破壊されては「ご先祖の魂の行き場」がありません、どんなに文化が違っても
死者の魂を汚すことはゆるされません、今回の“墓荒らし”を機に先祖供養を考えてみましょう。

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