「クイズで有給ゲット!さあ、君も有給チャンス」頭がおかしいジャパン・ビバレッジ

引用 ジャパンビバレッジ

株式会社ジャパンビバレッジホールディングスは西新宿に本社を置き、自動販売機での飲料水・食品の販売、自動販売機のの維持と管理を行う会社です。総売り上げは1500憶円以上にのぼります、スポーツにも力を注いでおり、レスリングで山口聖子、浜口京子らを育てています。しかし、不祥事もあり2017年には自動販売機の保守担当社員らに適用していた「事業場外みなし労働時間制」に対し、労働基準監督署が東京都内の支店については無効だとしていたことが明らかになりました。事業所の外で働き、会社が労働時間を把握できない場合が対象ですが、社員は常時電話連絡を受けられたため、会社が実質的に労働時間を管理できていたと判断しました。『みなし時間制』は「固定残業代」としての“みなし”を会社側が払っており、それを超える残業はないとする考え方です、しかし、ジャパンビバレッジの場合はその枠を超えて労働をさせていたということです。要は残業代の未払いがあるということなのです。

どっかが曲がっていると常に現場のスタッフに皺寄せが来る

■「有給チャンス」って、有給は会社都合で個人に与える休みなの?

前述のような残業未払問題もありジャパンビバレッジの従業員はストライキを実施中です。ジャパンビバレッジは労働基準監督署から4度の是正勧告を受けた他、複数の従業員が上司の支店長から「有給チャンス」というクイズを出され、不正解したために有給の取得が認められなったとして会社側に説明を求めています。会社側は不当な労働行為がなかったか「現在調査中」としています。この「有給チャンス」、まるで会社都合で有給を与えるような形になっていますが、そもそも「有給」は労働基準法に定められた働く者の権利であり、働く側の都合によって取得されるべきものです。確かに多くの会社では多忙のため、有給が消化されない現状があるようですが、ジャパンビバレッジの“与える”態度は明らかに間違っています。

■出題されている問題の意味がわからない

驚ろかされるのは出題された「有給チャンスメール」の内容です、15駅の名称があって、これを売り上げの高い順に並べるというものなのですが、出題時に「新宿」が2つ記載されており、どうやっても正解は出ないようになっていました、終了後に「全員不正解」を発表した後に新宿が重複しており、秋葉原が入ることになっていたと説明します、どうにも人を馬鹿にしているとしか言いようのない仕打ちです。これを見た従業員の方たちが「有給」は会社が個々に与えるものであると思い込んでも仕方ありません。

勝手にハウスルールを作って個人の権利を奪っている

■こうした形での権利奪取は一種のハラスメントである

法律事務所によると「現場の人間に与えられた正当な権利を奪うのだから、一種のハラスメントではないか」と指摘されています。有給は労働基準法で定められた”働く者”の権利なのです。勤務先で半年以上を経過すると雇用先は「有給」の申請があれば、与えなければなりません。もし繁忙期であれば取得時期を変更してもらうことは可能です、しかし、これは働く側の権利であって雇用側が状況を見て与えるものではないのです。いつでも万全の体調で働けるわけではありません、どうしても体が言うことをきかないことだってあります、そうした時に休みとして利用できるのが有給の制度なのです。それを一方的に「クイズに正解できなければ、もらえません」などとは言語道断です。

■公になった以上は対象者を処分し、キチンとした態度をとってもらいたい

ジャパンビバレッジは20日、支店長が問題の「有給チャンスメール」を送付したことを、おおむね認めたことを明らかにしました。この問題は2016年に発生しており、当時会社では匿名で調査を行ったが内容を確認できなかったとしていました。当時は隠蔽し外部に出なければうやむやにするつもりだったのでしょう、しかし、今回多方面で問題として取り上げられ、事実を公表せざるをえない状況となったようです。この際、対象者を処分し、被害にあった社員には謝罪を行うべきです。現場で働くスタッフの環境を整えるのが会社の役目のはずなのに、ハラスメントを働くような管理職を擁護するのは許せません、というか、そういう管理職を生む風土でありベースには「現場などどうでもよい」とする考えがあるのでしょう。安倍さん、こういうところから”働き方対策”を行うべきです、こんなんじゃ自販機でうまいコーヒーは飲めないな。

 

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