確かに「アニキサス」のようですが、店名が丸見えは「嫌気サス」のでは?

ネット上で「アニキサス」の動画が話題となっています。生秋鮭北…の商品名の下に、某有名スーパーのロゴと店名が途中まで写りこんでいます、スーパー店内で見つけたか、買って帰って家で見つけたかは知りませんが、店名は「反則」でしょう。このスーパーの責任でアニキサスがパックに入っていたのならば仕方ありませんが、刺身の内部にいたアナキサスを偶然に捉えたにすぎません、他の店舗の刺身の内部にもいる可能性はあるのです。

自主規制することによって情報拡散の価値が上がる

■誤解を招く行動は控えるべき

少し前に渡辺直美さんや庄司智春さんが発症し、ニュースになったことは記憶されているかも知れません。その影響で、しばらく魚から遠ざかった人たちもいたようです、しかし、アニキサス症は正しい知識と対策をすれば予防できるのです。アニキサス症は、魚に寄生するアニキサス幼虫が人の胃壁や腸壁に潜り込んで発症します。サバ、イワシ、カツオ、サケ、イカ、サンマ、アジなどの魚介類に寄生したアニキサス幼虫が、人の胃の酸に驚き、胃や腸を食い破ろうとするのです。見ていただければわかるように、日常的に食卓に上る魚類にはほとんど寄生するのです、また、寄生した魚を販売時点で見分けることはできません、アニキサスが寄生した魚類を販売したとしても、それは店舗の責任とは言えないのです。今回のように、スーパーの名前を出してしまうと“すべての魚類”にアニキサスが寄生しているイメージを抱いてしまいます。こうした、誤解を招く行動は控えるべきです。

■アニキサス症って、どんな症状?

もしアニキサスが寄生した魚肉を摂取した場合、その症状は2通りです。①急性胃アニキサス症、食後数時間後から十時間後に、みぞおちの痛み、嘔吐、悪寒を感じます。さらにはアレルギー症状の蕁麻疹や湿疹を起こす場合もあります。しかし、食中毒ではないので下痢は起こしません。②急性腸アニキサス症、食後十数時間後から数日後に、下腹部の痛み、嘔吐、悪寒を感じます。さらにはアレルギー症状の蕁麻疹や湿疹を起こす場合もあります。症状的には胃も腸も同じような症状です。こうした症状が見られた場合には、すぐに病院に行き、処置を受けましょう。

病原菌などとは違い「注意」することで発症は防げる

■意外と簡単な予防策

(目視)まず、よく見ましょう。アニキサスは2 ~3 ㎝ほどの大きさがあるので、よく見ると発見できることがあります。よく確認すれば大丈夫です、体内に入りさえしなければ発症することはないので、一番簡単な方法です。

(噛む)アニキサスは刺激に弱く、傷がつくとすぐに死んでしまいます。そのため、よく噛むことでアニキサス症を予防することができます。アニキサス自体に毒素はないので、死んでしまえば食べても問題はありません。

(冷凍)アニキサスは‐20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。家庭用冷蔵庫は‐18℃の場合が多いので48時間以上冷凍する必要があります。

(加熱)アニキサスは60℃では1分、70℃以上で瞬時に殺すことができます。アニキサスが混入している可能性が高い場合は、加熱することがお薦めです。

ちょっと気をつけるだけでアニキサスは防ぐことができるのです、動画で見たから「この店」の鮮魚は危険だなどとは思わないで、買ってください。

■風評被害で売れなくなるのは可哀そうです。店名は伏せましょう!

少し気をつけていただきたいのが、食酢での処理、塩漬け、醤油やワサビを付けても、アニキサスの幼虫は死滅しません、シメサバや塩辛でもアニキサスの可能性はありますから注意してください。日本人は毒のあるフグでも食べてしまうのですから「かもしれない」アニキサスで魚を買わなくなるようなことはないと思いますが、SNSなどに商品情報などを流す場合には『店名』は伏せるようにしませんか?その店舗の責任で粗悪商品が販売されたり、購買客が迷惑を被っているとしたならば『店名』は大いに公開され、社会的な制裁を受けるべきですが、店舗が注意するだけでは難しい商品の責任を店舗に押し付けるのは酷と言うのもです、実際、魚を捕って提供している漁師さんたちも問題にしなければならなくなります。社会の常識として「気を付けなければならない商品」の認識を持てば良いだけです。スーパー●●●さん、頑張ってください!アニキサスは御社の責任ではありません。

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