「取り残される」定山渓のクマや犬吠埼のイルカの気持ちはどうなのでしょう、考えたことはありますか?

引用 menimeni.com

先日からテレビで報道されている千葉県銚子市の「犬吠埼マリンパーク」のイルカとペンギン、札幌定山渓の「クマ牧場」のヒグマ。どう思われますか?先般、クマやシカが害獣として増えているのは“人災”だと書きましたが、展示動物の『取り残し』を見ていると、やはり動物の異常繁殖や居住区への出没は人間のせいだとしか思われません。自分たちがいいように動物を扱ってきた報いなのです。しかし、取り残された動物たちを見ましたか?寂しそうな目で見上げるヒグマの姿を直視できますか?彼らの寿命は30年と言われていますので、現在残っているとされる2頭も死期が近いのかもしれません。閉園時には13頭のヒグマがいたとされています、残されたヒグマたちは何を思い、上空を舞うドローンを見上げているのでしょうか。

「取り残し」騒動の発端は銚子の「犬吠埼マリンパーク」

■イルカやペンギン、閉館時に飼育されていたほとんどの生き物が、そのまま

2018年1月に閉館した犬吠埼マリンパークで、イルカやペンギンが閉館から半年以上経った今も譲渡先が決まらず残ったままで暮らしています。千葉県保健所が立ち入り調査し、適正に飼育していることを確認はしていますが、動物愛護団体などが状況の改善を求めています。千葉県の衛生指導課によると、閉鎖後の施設には「ハニー」という名前の雌のイルカ1頭を始め、フンボルトペンギン46羽、約40種類の魚類、両生類、爬虫類などの生き物が、従来の展示スペースにそのまま飼育され「閉館前の状況でほぼ維持されている」といいます。

■「ハニー」を救え?ほかの生き物たちはどうするのか?

今年1月の閉館後も同じ管理会社が引き続き管理しているといいます。最近の保健所の立ち入りは7月26日、餌は担当の飼育員が続けて与えています。保健所の職員は「営業はしていないが、適正につ遂行していることは確認している。26日の時点では、譲渡先を探していると管理会社から聞いている」と説明しました。この「犬吠埼マリンパーク」が注目されるようになったのは、イルカの「ハニー」の存在です、マリンパークではハニーのショーが目玉になっており、人気を呼んでいました。そのイルカが窮地に陥っている現状を動物愛護団体などが憂いているのです。既報ではイルカやペンギンが「取り残されて」いるとしていますが、その他にもたくさんの生き物が「取り残されて」いるのです。これまで生体展示され、貢献してきた生き物たちには、どうか移転先を見つけてあげてもらいたいものです。

北海道ではヒグマが取り残されていた

■札幌定山渓の「クマ牧場」は10年以上も前に閉鎖

イルカに次いで話題となっているのは札幌定山渓の閉鎖されたクマ牧場に取り残されたヒグマです。中に立ち入ることができないために外部からドローンで撮影された映像が話題となっています。管理地に一匹のヒグマがたたずんで、寂しそうにドローンを見上げているのです。このヒグマ牧場は2004年に閉鎖され残されたヒグマの管理は経営していた定山渓グランドホテルの人間が行っており、周辺で劣悪な飼育状況が噂された11年に公表された時点では13頭のヒグマが飼われていました。あれから5年、犬吠埼の「置き去り」とともに再び話題を集めています。しかし、管轄の札幌市福祉局保健所動物管理センターの話では「情報は誤解です」と噂をきっぱりと否定しています。

■保健所の立ち入り検査の結果、飼育状況に問題はない

この閉鎖された施設には市が年間に数回立ち入り検査を行っています。ドローンの動画で話題になったため今夏は7月26日、8月22日の両日、立ち入り検査を行っていますが、餌は一日に一回与えており、専門家によると毛つやの状態も良く、健康状態に問題はないということでした。現在は閉園時から飼われている2頭が飼育されており、年齢も30歳近くと高齢のようです。他のクマは閉園時には20歳代だったため、寿命を全うしていなくなったと説明されています。いずれにしろ、周囲の噂のような状態にはなく、管理側が責任を持って飼育されているようです。しかし、たった一匹で空を見上げるヒグマの姿を見れば「なんとかしてやりたい」と思うのは人情です、しかし彼らをこうした境遇に追い込んだのもその”人情”であることを忘れてはなりません。

 

 

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