無人島?博多湾で転落、自力で泳いで救助された53歳男性、遭難と言うには近すぎる!

引用 SWITCH-BOX

微妙、そう微妙じゃないですか?8月29日午前6時40分、福岡市の博多湾の無人島「端島」で、男性が手を振っているのを遊漁船の船長が見つけ、通報を受けた福岡海上保安部が救助しました。男性は福岡市内の会社員(53歳)で、市営渡船から誤って海に転落、泳いで端島に渡って二晩を過ごしたといいます。「何が微妙かって?」福岡をご存知のみなさんは、よく知っていると思うのですが、男性が乗っていた渡船が向かっていたのは“志賀島”(金印が発見された有名な場所)で陸路を使っても行ける場所なのです。その途中で転落したのですから、博多湾の中、夜には福岡市の海沿いの夜景が一望できる場所にいたのです、福岡市中心部の目と鼻の先で起きた出来事だったのです。

渡船で夜景を見ようとして夜の海に転落した

■幸運なことに島まで泳いで到達できた

福岡海上保安部によると、男性は8月27日午後8時に博多ふ頭発志賀島行きの市営渡船に乗船。約20分後、携帯電話で夜景を撮影しようとして船尾付近から転落したようです。暗闇だったので泳いだ距離はわかりませんが、端島には灯台があり、男性は「明りに向かって泳ぎ続けた」と話しています。フェリーなどから転落した場合、転落時にスクリューに巻き込まれて怪我をする場合があり、非常に危険です。また、夜間の海では漁船などからぶつけられる可能性もあり、この転落した男性は非常にラッキーだったと言えます。

■唯一の連絡方法は「携帯」だったが海に消えた

携帯電話は転落時に紛失しており、灯台や岩場から近くを通る船に手を振って助けを求めていました。男性は「船で酒を飲んでいた。島では飲まず食わずだった」と状況を説明しているといいます。海上保安部に転落の経緯を伝えるなど、会話もできており、命に別状はありませんでした。渡船に乗って夜景を眺めようとしていたのですから、ビールくらいは飲んでも不思議はありません、しかし、酔った状態で海を泳いで島まで渡った体力には驚かされます。

もしかしたら、救助されない場合も想定された

■近すぎて「遊んでいる」と思われる危険性も

端島は博多湾内の小さな“無人島”ですが、福岡市中心部から近距離にあるため、あまり無人島といった「人がいない」事を改めて確認するような場所ではありません。今回は「救助を求める人」に見えたから良いものの、単に島に渡って“遊んでいる人”と思われた場合には、いくら手を振ったところで手を振り返されるだけで「助け」は来てくれないのではと思うのです、今回も救助までに2日を要しています、目の前に福岡市内が見えるのに救助の手が及ばないといったこともあり得ると思います。

■長期間過ごすには「水」も「食料」もない小さな島

ちょっと考えてみると凄いことなのです。事のついでに1ヵ月くらい救助されずに、島にキャンプに来た学生が発見したりすると、「無人島の奇跡」「都会に隣接する落とし穴」と言ったタイトルでマスコミが大盛り上がりするのではないでしょうか。不謹慎、すいません。男性が転落して助かったこと、泳いで島にたどり着いたこと、こうした事だけでも奇跡と考えられるかもしれません。また、2日で発見されたことも幸いと考えねばなりません。どんなに市街地に近い場所であっても、自然の中にあっては人は無力なのだということを再認識させられました。酔って船から乗り出すのは危険ですから、止めましょう。

 

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