福岡選出のくせに北部九州で育っとらんけん「G7で唯一の有色人種」とか言えるったい!

引用 毎日新聞

福岡県で麻生グループと言えば、名の知れた企業グループで麻生太郎さんの出身母体の企業グループです。選挙区は福岡県第8区(直方市、飯塚市、嘉麻市、中間市、宮若市、遠賀郡、鞍手郡、嘉穂郡)、そう旧産炭地を中心とする選挙区なのです、産炭が行われている時代から韓国人労働者が多く、人種問題には敏感な地域なのです。そのバックグラウンドを持って東京で政治活動をなさっている麻生太郎氏は、あまりにもヒエラルキーに対して無頓着な御方と言えます。生まれは飯塚市と“川筋もん”の本場なのですが、ほとんどを東京でお過ごしになられているので、人種とか階級に対する認識が大甘なのではないでしょうか。

この時代に「有色人種」発言はいかがなものか

■アジア人が白人に劣るとでもいうのでしょうか?

麻生太郎副総理兼財務相は5日、盛岡市で講演し『G7の国のなかでわれわれは唯一の有色人種であり、アジア人で出てきているのは日本だけ』と述べました。そのうえで「今日までその地位を確実にして、世界からの関心が日本に集まっている」と語りました。日本以外のG7構成国にも様々な人種がおり、かつてはオバマ氏も米国大統領としてG7に参加していました。G7は白人優位のグループのくくりなどではなく、国力が安定し先進国と呼ばれる7カ国が政治や経済で国際的な安定が得られるように、緊密な関係にあることをG7とグループとして呼んでいるに過ぎません、麻生氏の言い方では「世界を牽引する白人グループに有色人種国として唯一参加している」と聞こえてしまいます。

■言ってることが「おかしい」と自分で思わないのか

麻生氏はリーマンショックの際にも日本が国際通貨基金(IMF)に多大なお金を払って金融危機を乗り越えたと主張し、日本は世界から注目されていると語りました。そんな中「問題はトランプの発言、行動。これに振り回されている」と述べる一方で、トランプ米大統領の信頼を勝ち得たのが安倍氏だとして、総裁選での支持を訴えました。麻生氏が語りたいのは世界から注目される強国・日本、その中枢は自由民主党であって、総裁は安倍氏それを支えているのが「俺だ!」ということなのでしょう。強国日本を支えるのは自由民主党、それを回しているのは安倍氏、またそれを支えているのが「俺だ!」このサイクルが麻生氏の頭の中でぐるぐる回って、理解不能な発言が飛び出してくるのでしょう。

多くを見、世界を広げたなら、もっといい・・・

■世界で学んだ経験はどうなったのか

麻生氏の経歴を見ると学習院大学の他、ロンドン大学やスタンフォード大学の名前も見ることができます。若いころにはグローバルに勉強されていたんですね。しかし、世界で視野を広げた時には麻生氏の目には「白人」と「有色人種」しか見えていなかったのでしょうか、大学を出てからは麻生セメントの代表取締役社長も経験されています。セメントを扱う現場では人種的な問題はなかったのでしょうか?どうも叩かれ弱い体質が“白人”を恐れる原因となっているようです、見分を広めた分だけ自分こと、ひいては日本を「有色人種」の国だと認識してしまったようです。それが、現在の発言の原点なのです。

■体験的に知っていれば言えない言葉もある

「グローカル」という言葉があります、グローバルな視点とローカルな視点の共存です。まずは狭きを理解することによって広い世界を見ることもできるようになるのではないでしょうか、筑豊地方(旧産炭地)では戦時に韓国から強制徴用した事実があり、多くの韓国朝鮮人が同地区に居住していました。既に亡くなりましたが舞台作家のつかこうへいさんも、この地区の出身で在日韓国人です。麻生氏は自身のベースである筑豊地区で、徴用され日本に残って働く韓国人を見て育っていれば、アジア人のことを「有色人種」などと劣等感を込めた言い方はしていないはずです。上をみて歩くことが常に正義とは限りません、上を見て歩くばかりに石にぶつかる足は血だらけになっているのではないでしょうか?

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