マツコの知らない世界で『栗』を見る前に、クリを研究する!

今夜「マツコの知らない世界」で栗スイーツが紹介されます。おいしそうな栗菓子が紹介されるのが目に見えるようで、涎が垂れて来ます。しかし、既に加工されて菓子となった栗を見る前に、秋の味覚としての栗、古くから甘味として食されてきた栗について考えて見ましょう。いったい誰が、あんなイガイガの殻の中に入った実が食べられると考えたのでしょうか、現在ではその実だけを「おいしく」いただいている栗ですが、知らないことも多いのではないでしょうか。

日本民族最古の「おやつ」は栗でした。

■古代から食されてきた栗

クリの実は縄文時代から食されていたと推察されています。果実は皮が薄く考古遺跡で発見されることはないのですが、栽培されていた痕跡が見つかっており古代から食用とされていたようです。戦国期から近世には蒸した栗果を蒸したものを扁平に加工した菓子、勝栗が縁起物として重宝されるようになり、近世には地方名物として献上品にも用いられました。茹でたり、焼いたりするのが一般的な食べ方です。栗を用いた和菓子は栗金団、栗饅頭、栗羊羹、栗落雁などがあります。

■どうして食べる気になったのか

甘いものがなかった古代には栗と柿が甘味として食されていたようです。どちらも和菓子の材料として使われていますが、収穫が大変なのは栗です。栗は杉などのようにまっすぐに伸びずいくつかに枝分かれして生育し、そこから実のなる小枝が生えてきます。栗の花は細長く独特の香りを持っています、しかし、そのあとイガに包まれた実ができるのですが、この状態のものをどうして食べられると判断したかは不思議です。おそらく木から落下して殻から飛び出した実を齧って、食べられると判断したのでしょうが、殻の中の実には厚い表皮と薄い渋川もあり、何の知識もなく噛み砕いてしまうと苦い味しか残らないはずです。

栗の季節が到来、あなたは何を食べる?

■和菓子で食べるなら

私は季節に食べる「栗ご飯」が大好きです。このため、栗がスイーツと言った感はなく、どちらかというと「食材」のイメージなのです。栗金団も“おかず”の類に数えられるのではないでしょうか。しかし、やっぱり栗と言えばスイーツ、和菓子で栗を食べるなら栗羊羹が好きです、羊羹と言えば「とらや」ですが、9月15日から発売されたばかりの栗蒸羊羹がお薦めです。餡に小麦粉や葛を加え、栗を入れて蒸しあげるスタイルのもので煉羊羹とは異なる食感が味わえます。1本2,200円と言いお値段ですが、季節ものですから、ぜひお試しください。

■洋菓子でたべるなら

では洋のクリスイーツと言えば、やっぱりモンブランなのではないでしょうか、この場合東京都内お薦めの店舗だけでも数十店舗になってしまいますので、この分野はマツコの知らない世界で紹介されるものをご覧ください。私的にはホテルニューオータニの中にあるパティスリーSATSUKIの「スーパーモンブラン」をお薦めします。真ん中で切り分けるとユニークな断面をしています。味も独創的なのですが、その大きさも通常のモンブランの約3倍はあります。こちらも9月に入って提供が始まったばかりで、来年1月31日までとなっています。お値段は1個2300円、こちらも、すこし高いですが季節ものですから。

『栗』と聞いて無理くり書いてしまいました。私の頭の中に広がっているのは「栗ごはん」の世界です、食事を摂る中に甘味の栗が仲間入りして「季節」を盛り上げてくれるのです。やっぱり“ごはん”よりかは“おこわ”の方がベストかもしれません。

 

 

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