殺人を犯せば別人格、仙台交番襲撃犯・相沢悠太容疑者の日常と事件の間

引用 NNN

宮城県仙台市宮城野区東仙台の東仙台交番を襲撃し男が警察官を刃物で刺して殺害した殺人事件で、男は20代の大学生だったことがわかりました。男は別の警察官に撃たれて死亡しました。東仙台交番を襲撃した犯人は、仙台市宮城野区に住む大学生・相沢悠太容疑者(21)であることがわかりました。事件は9月19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区東仙台2丁目にある仙台東仙台交番で相沢悠太容疑者が刃物とモデルガンを持って襲撃し、この交番に勤務する清野裕章巡査長を刃物で刺し殺害したというものです。

交番を訪れる人間も「何をやるかわからない」と警戒すべき

■交番に容疑者が入ってきた段階から警戒はなかった

宮城県警仙台東署によると相沢容疑者は「拾い物をした」と話し、交番を訪ねてきました。最初は清野巡査長と巡査部長の2人で対応していましたが、巡査部長が拾得物の処理のため、奥の部屋に入ったところ、怒鳴り声が聞こえたといいます。巡査部長は騒ぎに気付いてカウンターのある現場に駆けつけました。相沢悠太容疑者は刺した清野巡査長と床に倒れていましたが、刃物のを手にしたまま起き上がり巡査部長を襲いかかろうとしました。「刃物を捨てろ。撃つぞ」などと警告し1発目を発砲、しかし、相沢容疑者は怯む様子もなく無視し襲ってきたため、巡査部長はさらに2,3発目の発砲を行いました、このうちの1発が相沢容疑に命中したようです。

■着用すべき防刃チョッキを着ていなかった

相沢容疑者の目的は銃を奪うことにあったとも考えられていますが、今のところ動機はわかっていません。警察官が刺殺され、犯人も警官の銃弾を受け死亡。加害者・被害者ともに亡くなっているため現場で何が起こったのかを知る術もありません。ここで問題となるのは警察側の対応です、刺殺された警察官は「耐刃防護服」を着用する規定になっていたのに着用していませんでした。また、午前4時頃と一般人の活動時間としては不審に思われる時間帯の対応にも関わらず、警官がひとりで対応していました。これらの問題に関しては、この事件後警察庁から防刃チョッキを常用することと、できるだけ2名以上で勤務するように指示がでました。確かに警察側がもう少し備えていれば、殺人にまでは至らなかったのかもしれません。平和な日本という認識が日常生活に浸透し、危険に対する感覚が鈍っているのではないでしょうか。

人は日常生活においては「礼儀正しい」「いい人」なのです

■世の中には常に危険があることを意識していたい

相沢容疑者を知る人たちは異口同音に「礼儀正しい子だったのになぜ」と声をそろえています。相沢容疑差はの自宅周辺でも驚きの声が上がりました。相沢容疑者の自宅の裏に住む遠縁の女性は「今年の正月にお年玉を渡したのが会った最後だった。『ありがとう』と礼儀正しく受け取ってくれて、変わった様子はなかった。家族にトラブルがある様子もなく、ただただびっくりして言葉も出ない」と話しました。犯罪が起きて容疑者の日常を尋ねる時、ほとんどが今回と同じように“普通の人”と答えます。その普通の人は犯罪を行う時点で別人格になっているのです、周囲が知らない凶暴性を持って突然、誰かに襲いかかったりするのです。しかし、襲われた時点で取り押さえることができれば、殺人などの大罪を負わずに済むのです。しかし、弛緩した空気の中で「そんなことはないだろう」と言う意識が、警察官であっても被害者となり、昨日までの礼儀正しい学生が「殺人犯」となって、別人格の人間となってしまうのです。今回、亡くなった警察官に責任があるわけではありません、社会全体に「安全ボケ」の風潮があるということです。

■社会全体で考えなければならないことは、事件は誰が起こしても不思議はないということ

相沢容疑者が通っていた東北学院大学は20日、松本宣朗学長名でホームページに「事件発生につての(お詫び)を掲載しました。

「この度の警察官殺害事件に本学学生が関与したことは誠に遺憾であり、亡くなられた警察官の方に哀悼の意を表すとともにご遺族の方へ深くお詫び申し上げます。また報道等を通じてご心配やご不安をおかけした地域社会や保護者及び同窓生の皆様に衷心よりお詫び申し上げます。」

だからダメなのです。『本学から事件に関与した人間が出たのは、本校の教育に問題があったとも考えられます』と、自らの立ち位置と責任を明確にすべきです。たまたま、うちの学校にいたから謝らなければならない、というのは義務感であって教育側から謝罪するならば、「社会人として持つべき倫理感を持たせられなかった責任」を表明すべきです。そして、『だから』次からはこんなことがない教育を行うのです。問題が起きて表面的な対応で済ませるから根本的に解決策にならないのです。大学が悪いとは思っていませんが、謝るのなら“何か”これからやってほしいのです。そして、亡くなった相沢容疑者は家庭や大学から学ぶことが出来ずに事件を起こしてしまったことを忘れてはならなし、それは社会全体が個に対して無関心な世の中だからだと再認識すべきです。個に無関心である世の中は、個からも興味のない世界となってしまいます。そんな世界で倫理感など気になるはずもありません。

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