テレ朝の「なにこれ珍百景」でダチョウを見ましたか?そうなんです、ダチョウは事業にはならないのです、飼うと自業自得になってしまうのです。

引用 ダチョウ王国

25日にテレビ朝日系列で放送されていた「なるほど珍百景」をご覧になりましたか?離島に産業がないからと「ダチョウ」を飼い始めた夫婦の話がありました。ご主人曰く「まったく儲からん、事業にはならん」そうなのです。ダチョウは儲からないのです、スーパーにダチョウの肉が売っていますか、イノシシや野ウサギの肉もありません。一般で売っているのは鶏・豚・牛の三種なのです、テレビではダチョウの肉を食肉として販売するために買い始めたと説明していましたが、育てて自前で解体して売ることはできないのです。ダチョウの解体は専門業者が行わなくては流通ルートに乗せることはできません、その為には多くの規制を超えていかなくてはなりません。ダチョウを利用した観光施設を作ると2億円が必要になると言っていましたが、食用としての利用にも膨大な費用がかかります。

離島でダチョウ牧場を営む夫婦

■もはや事業ではなくペット

ご夫婦がいまだにダチョウを飼い続けるのは“家族”だからなのです、ペットは家族ってよくいうじゃないですか。ペットまで行かなくても、このご夫婦にとってダチョウは身内なのです。そうじゃなくては、一日中餌を集めるために走り回ることはできません。軽トラの荷台に積まれた山盛りの草、それをたった1日で食べてしまうのだそうです、ダチョウたちの前に立ちインタヴューに答えるご主人の頭や耳をダチョウたちが「あまがみ」します。長年、飼ってきたために信頼関係ができて、双方に身内としての意識があることが感じられたシーンでした。しかし、画面に映るダチョウの体高は軽くご主人の頭を超えており、知らない人にとっては「恐ろしい」動物に見えるかもしれません。

■逃げれば車で追いかけなければならない

実は、私も以前に「ダチョウ肉」を食べた経験があります。少し硬かった覚えがありますが、味自体はそれほどクセはなく違和感はありませんでした。どうして食べられたのかって、私の実家もダチョウを飼っていたからです。初めて見たときは、その大きさに驚きました、私の実家には6匹ほどのダチョウが柵の中で飼われていました。柵の地区に寄ってきて餌をねだる姿を見たときに違和感は、なかなか表現できません。このダチョウが柵を超えて逃げたことがあります、国道を疾走するダチョウをオヤジが軽トラで追いかけていったそうです。この時に国道を走っていた他の車の人たちはびっくりしたことと思います。「ダチョウが国道を走っている」笑い話のようですが、これが先般の京都のように町中を団体で走り回るようになると、大きな問題です。

飼う能力がないと”野良”となり害獣化してしまう

■身近で飼って欲しくない

最近テレビで流行りの「害獣」のルーツは、意図的に海外から持ち込んだ「結果」なのです。アフリカ原産のダチョウが、雪が舞う日本で飼われていることに疑問を感じませんか?当初はペットや食用で持ち込んだものが、世話ができなくなって公園などに放すことで繁殖し、国内の在来種を危機に追い込んでいます。テレビを見ながら「ダチョウねぇ」と笑っていられるのは今のうちだけかもしれません。

■そのうちダチョウ島が見られるかもしれない

八丈島のキョンも当初は展示動物として施設で飼育されていたものが野生化し繁殖して数を増し、農作部などに深刻な被害を与えているのです。のらダチョウが出るようになると、その悪影響は他の動物とは比べ物にならないくらい大きなものになります。

公道を走行中にダチョウが出てくれば交通事故の元となりかねません、車で走行中に隣にダチョウの身体が見えたらびっくりするでしょう。ご夫婦は「一日の大半は餌集め」と語っていましたが、その労力は想像を超えるものがあります。何年か先、ご夫婦が面倒を見られなくなって島は「のらダチョウの島」となってしまうかも知れません。安易に海外産の動物を事業用で飼うことは止めましょう。

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