ぐるなびが選んだ平成最後の「今年の一皿」缶詰が話題沸騰の“鯖”に決定!

引用 オールドルーキー

今年の日本の世相を最も反映し、象徴する食を選ぶ、ぐるなび総研主催の「今年の一皿」が11月6日に発表されました。平成最後の発表となった2018年は「鯖」に決定しました。鯖は北海道地震や大型の台風など日本列島に災害が多かったこの1年で、防災意識の高まりから缶詰、フリーズドライなど非常食の備蓄が高まる中、下処理の必要がない、鯖缶、フリーズドライ食品の価値が再評価されての選出となりました。また、鯖の栄養価の高さや魚性油が成人習慣病に効く良品としても注目されています。

新しい面が見直されてきた鯖

■注目され、鯖缶の質の高さが理解された

ブランド化された鯖は全国で20種以上が展開されており、そのブランド力も高まっています。その中、従来の鯖のイメージを覆す洗練された「おしゃれさば缶」、原料にこだわった「プレミアムさば缶」などが、美容志向の高い女性に支持されていて、デパートやコンビニで売り切れが相次いでいることも評価されています。かつて傷みの早い鯖は酢や塩によって保存性を高めたため、鮮度に関しては「落ちる」イメージがありましたが、現在の鯖缶は水揚げされた新鮮なものが加工されており、鮮度ではスーパーなどの店頭に並ぶ鯖よりも高い品質かもしれません。

■第二位は”しびれ”、鯖としびれの新旧の取り合わせが面白い

準大賞に選ばれたのは「しびれ料理」。しびれ料理は訪日外国人が増加する中、日本人が各国の多様な文化、良さを理解し、マーボー豆腐、担々麺が普及するなど、日本の食文化を大きく進化させたことが評価されました。中華料理に使われる花椒の新しい魅力に魅了された日本人が増え“マー活”“しびれ活”という言葉も生まれました。第一位が日本の歴史を感じさせる鯖、そして第二位は「感覚的に新しい」“しびれ”、平成が終わろうとしている今年、古き食文化と新しい食文化が共存する社会になったことを感じます。第三次韓流ブームの主役が韓流ドック(糸引くチーズドック)であることからも、食に対して時代が柔軟になってきた感があります。

理屈はいいから「さば茶漬け」ば食うてんしゃい!

■いろいろあって決定された「今年の一皿」

「今年の一皿」は、1年の世相を反映し象徴する食を選定し、優れた日本の食文化を人々の共通の遺産として記録に残し、保護、継承することを目的に14年から始まりました。飲食店サイト「ぐるなび」の掲載店舗50万店が発信する1次情報、1643万人のぐるなび会員らの閲覧履歴などを分析したデータから40ワードを選び、それらを選択肢として会員にアンケートを実施し、30のワードを選びました。その後、75社、122媒体、156人のメディア関係者の審査から4つのワードを選出。その上で※流行・話題になったこと、※その年の社会の動きと関係が深く世相を反映していること、※食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを条件に最終審査、選定されました。

■とにかく鯖はうまい。”ゴマさば”を食うてんしゃい!!

しかし鯖に関しては難しい話は必要ないと思います。単に、再評価され見直されているだけなのです。福岡では“ゴマ鯖”と言って生の鯖を醤油とゴマに漬け込んで食べます。私的には、これを「お茶漬け」にするのが極上の食べ方だと思っています。この話をすると、関東圏の方々は「鯖を生で食べるなんて」と非常識だと指摘します、しかし東シナ海から運ばれる新鮮な鯖は刺身で食べても、まったく問題はありません。タモリさんが以前、テレビで「ゴマ鯖」を食べに福岡に帰る話をしていました。そうなのです、福岡の出身者であれば“ゴマ鯖”の味を知らないわけがありません。今年、缶詰が大注目だった鯖ですがこれからはぜひ、刺身やお茶漬けを味わっていただき、また新しい味の世界を見つけてほしいと思います。あ~サバが食べたか!

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