年末年始はみんな休んでお正月「2億円事件」なんて大袈裟なこと言わなくても、大丈夫ですから幸楽苑さんもゆっくり休んでください。

引用 幸楽苑

今年は年始の1日、あるいは3日まで休むスーパー・マーケットが出てきました。人手不足もあるとは思いますが、無理して開けても売り上げが伸びないんですよね。かつて、年末年始が休みだった頃は30日の午後から大晦日にかけて地獄のように売れたものでした、今では、そんな風景が見られるのは上野のアメ横くらいでしょう。テレビ各局は年末の買い出しと言うと必ずアメ横の風景を流します。平成も最後の年、今年始まった年末年始の小売業等の休業の動きは来年には更に広まり、新元号が定着するころには“当たり前”となっているでしょう。

昭和の時代、年末年始の休みは当たり前

■年末年始営業が始まって22年

昭和の時代、小売店舗が年末年始休業し各家庭が数日分を買いだめするのが当たり前でした。商店街や街の中心部を歩いても閑散として、それこそが“正月”と言われる年の初めの光景っだったのです。店舗が休まなくなったのは、いつ頃からだったでしょう。コンビニの24時間営業が大きく影響したと言われていますが、豊洲にセブンイレブンの初号店がオープンしたのは1974年、翌75年には地方で24時間営業がスタートしたと言われています。しかし、本格的に24時間営業が定着し「小売りは休まない」方向で動き出したのは80年代に入ってからであり、年始の営業に関しては1996年にダイエーとヨーカドーが1月1日からの営業を行ったのが最初と言われています。

■別に年始に営業を休んでもいいんじゃないですか?

どうして24時間営業や年中無休の営業が必要だったのでしょうか、それは人が活発に動き経済活動も昼夜を問わず行われていたからです。しかし、平成も終わりに来て少子高齢化問題が本格化する中、生活時間帯の見直しが必要とされてきています。安倍さんは「働き方改革」と呼んでいますが、それ以前に生活の為のタイムテーブルの見直しが必要となっています。そうなのです無理、無駄をなくすための時間の見直しが必要なのです、24時間店舗を開ければ電気代や人件費を上回る売り上げが必要です、しかし、来客が減っているのであればコスト低減の為に営業時間の縮小が必要です。年始の営業に関しても、同様に1日から開けて1万人よりも4日から開けて5万人の方が効率が良いのです。時短や営業費の低減は時代の流れと言えます。

どうしたら全体に有益かを考えましょう

■2億円って、社員にプレッシャーかけては意味がありません

幸楽苑さんが12月31日15:00から1月1日終日を休むことを「2億円事件」として公表しました。社長曰く『1日に休めば全店で2億円の収入減となるが、それよりも元旦を休んで社員の士気を高めたい』と64年の歴史の中で初めて元旦の休みを打ち出しました。しかし、消費者側からすると、わざわざ“2億円”損するけど社員が大事と宣伝する企業はどうかと思います。前述のように開けても人員が足りなかったりすると、儲けよりもコスト大となる可能性もあり、わざわざ「社員の為」と恩着せがましくいう必要はないのです。

■今後、年末年始休業が拡大していくといいと思う

しかし幸楽苑の「元旦休み」はいい影響を及ぼすと思います。現在の365日営業の状況も“右にならえ”の形で出来上がってきたからです。「あの競合がやるのなら、うちもやらざる…」という形でここまできたのです。言わば、自然発生的な休戦協定です、どうぞみなさん年末年始に休みを取ってください、キチンと情報だけながしておけば休んでも大丈夫ですから。ある有名ファミレスに入った時のことです、テーブルはあちらこちら空きがあるのに、いつまで経ってもオーダーを取りに来る気配がありません。そんなことって日常的に経験していませんか?通常営業日でも人手が足りないのに年末年始に人手が足りるわけがありません。そこは日本国民の共通認識として『休み』としましょう、新しい元号が始まる来年からは「どんなカテゴリーの職業も等しく休日を取る権利がある」ことを、全国民が認識してお互いを尊重して生きていく時代にしましょう。“2億円”損するけど休むのではなく、休むことによってその2億円が返ってくるのです。よ~くお考えください。

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