BSフジで放送された岩井俊二の「LOVE LETTER」は多くのことを思い出せてくれた、 中山美穂は3度おいしいが、この頃が最高!

引用 LOVE LETTER

11時05分、たった今「LOVE  LETTER」を見終わりました。確かに、何年か前に見たはずなのにストーリーはほとんど忘れていて、冒頭の手紙のやり取りのシーンと祖父役の篠原勝之が中山美穂を背負って走るシーンだけは覚えていました、ラストはまるで忘れていました。いや、びっくりするほど泣けました図書館の本を中山美穂の家まで届けに来る女子中学生、彼女らが中山美穂に手渡した本は、かつて同姓同名の男子、藤井樹が転校するときに手渡した本、促されて見た“図書カード”の裏に書かれていたのは…

昔の映画は見返すと感慨深いものがある

■私的には范文雀に興味を惹かれました

この映画には注目すべき点が多いのです、まず第一は岩井俊二の劇場用長編映画監督第一作であること、また、後に数々のヒット映画を手掛ける制作会社ロボットが初めて関わった映画作品であるということ。加えて、個性的なキャストが出演している点などです。前述した篠原勝之さんは“クマ”さんの呼び名でブリキアートなどを製作して、有名でした。また、脇を固めていたのが范文雀、加賀まりこ、光石研、田口トモロオ、酒井美紀、柏原崇…、このキャスティングは今、見ると凄いキャスティングだったと思います。今晩、最初のシーン“雪の神戸”を見ていた時、主人公が歩く風景を追いかけながらキャスティングがローマ字で浮かび上がるのですが、HAN BUNJYAKUの文字を見つけなければ、この映画は見直していないと思います。

■いや、よく見ると凄いキャスティングです

范文雀さんが主人公、藤井樹の母親役で出演していたのです。いや~、范文雀ですよ、「サインはV」にジュン・サンダース役で出演して、当時はあまり知られていなかった骨肉腫で死んでいくのです(だったと記憶)。当時はまったくの子供でしたが、主演の岡田可愛さんなんかよりずっと好きでした。残念なことに、2002年に若くして急逝されました、彼女の従妹は女優の余貴美子さん、なんとなく似たところがあります。その范文雀さんの弟が、光石研さん、肺がんで亡くなっただんなが田口トモロオさん、どうですか?今では決してみることのできないキャスティングです。豪華とかいう表現とはちょっと違います、こんな個性的な俳優たちを、よく集めたものだという驚きです。

やっぱ中山美穂は凄い

■ずっと第一線で活躍し続ける中山美穂

話が散漫になってきましたが、主演の中山美穂さん、1985年にテレビドラマ「毎度おさわがせします」に出演し人気を獲得、以降人気女優として数々のドラマに出演、歌手としても活躍しました。1990年代に入ると「世界中に誰よりきっと」や「ただ泣きたくなる」などのヒットを飛ばします、80年代デビューの女性歌手でミリオンヒット2曲は初の快挙でした。デビュー以来、この90年代が第二の黄金期と言えます、ラブレターもこの時期に出演しています。髪を短く切ってボーイッシュな感じなのですが、実に女優としての美しさに溢れた時期でもありました。ラブレター内でラスト近く雪原で「お元気ですか~!」と叫ぶシーンは話題となり、1999年に韓国内で公開された際には流行語にもなりました。

■今もいいんですが「LOVE LETTER」の頃は格別

その中山美穂さんは2002年に作家でミュージシャンの辻仁成さんと結婚します。04年には長男を出産し主婦業と芸能活動を両立されていましたが、2014年に離婚。このところはドラマへの出演などテレビでの露出も増えており、第三期といったところかとも思われます。いい女優さんであることは間違いありませんが「LOVE  LETTER」出演時の透明感というか涼やかなイメージは、この当時にしかないものだと思います。ラストシーンで、女子中学生たちにはやし立てられながら図書カードの裏を見た彼女の顔‥、今晩見逃された方は、ぜひCDを借りて見てください。絶対に損はありません(ないと思います)。私的には「ニューシネマ・パラダイス」のラストシーンに重なるのですが。

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