自殺に見せかけた8年前の鳥取県境港市の殺人事件、殺人容疑で岡山県高梁市の会社員が逮捕される。あまりも“悲しい”被害者!

引用 FNN prim

2011年7月に鳥取県境港市で交際相手の女性を殺害したとして殺人容疑で岡山県高梁市の会社員、荒木文昭容疑者(34)が逮捕されました。同事件では、殺害の際に首を絞めるために使ったとみられるひもの状況などから、自殺に見せかけた可能性も含めて鳥取県警が調べていることが分かりました。県警は1月27日、殺人容疑で荒木容疑者を送検しました。事件から8年、荒木容疑者は結婚し2人の子供と家族4人で暮らしていました。殺害を行た2週間後に結婚していたのです。

発生から8年、自殺か他殺かさえ断定されなかった

■発生したのは島根県境港市の廃ガソリンスタンド

殺害されたのは岡山県新見市の大西美穂さん(当時28歳)。遺体は11年7月16日、鳥取県境港市のガソリンスタンドだった建物の屋上から見つかりました。首にはナイロン製のひもが巻かれており、その先端部分は輪になっていました。遺体があった場所の上には、ひもをくくりつけられるような鉄製のくいがありました。こうした状況から鳥取県警は当時、自殺の可能性もあるとみて捜査していました。しかし、発見当時は大西さんの遺体周辺には身元特定につながる所持品がなく、荒木容疑者が確認のために持ち去った可能性もあります。殺害された当時、大西さんは荒木容疑者との交際を誰にも話しておらず、このため荒木容疑者との関係が浮上するまでに時間がかかったのです。

■被害者の身元が特定されたのは発生から数年後

殺害された当時、大西さんの父親の会社が倒産しており、大西さんの家族も倒産の影響を受けて家族が別々に暮らすことを余儀なくされていたため「いなくなった」事実が確認されるのが遅れ、行方不明届が出されたのも数年が経過していました。また、新事実として公開されたのは大西さんが妊娠していたということです。警察では当時交際中であった大西さんが他の女性と結婚するために邪魔になり殺害したのではないかと見ています。しかし、事件の全体像がわかるまでに8年が経過しており、この事件にはまだ不明の部分が多く残されています。詳細の解明には荒木容疑者の自白が必要であり、まだ時間が必要となる見込みです。

謎の多い殺害現場の状況

■上ることが難しい廃ガソリンスタンドの屋上

荒木容疑者の特定が行われたのは行方不明届が出された平成14年以降であり、身元が特定され交友関係が明らかになってきてからです。殺害されたとされているのは境港市の廃ガソリンスタンドの屋上だったとされています、しかし、ガソリンスタンドの周辺には階段などはなく、当時妊娠していた大西さんが自ら上ったとは考えにくい状況でした。事件時に荒木容疑者がどう言って屋上に誘ったかも分かっていません、この場所から海までは1Km 以上離れており「眺望がいい」とは言えません、また、警察が迷ったように大西さんの首には苦しんだ時につくキズも残っていなかったのです。殺害して屋上まで運んだとしても、その痕跡も残っていませんでした。殺害現場には多くの謎が残されています。

■容疑者に大西さんが協力したとすると”悲しい”

事件発生当時、荒木容疑者は他の女性と交際しており、事件発生から2週間後に結婚しています。相手は大西さんと同じ新見市の出身、荒木容疑者も新見の出身であることから交際していた他の女性は大西さんの知り合いであった可能性もあります。荒木容疑は「交際上のトラブル」と殺害動機を明らかにしており、結婚を直前に控え妊娠した大西さんが邪魔になって殺害したのです。この事件で最も悲しいのは、もしかしたら大西さんは妊娠した体で自らガソリンスタンド屋上に上り、殺そうとする荒木容疑者に抵抗もせず、従ったのかも知れません。事実、争った形跡や大西さんの首への自損傷はなかったのです。なぜ、大西さんが荒木容疑者の犯行に従ったのかはわかりません、父親の会社の倒産、あるいは荒木容疑者が何らかの嘘をついたのかも知れません。周辺に明かりもない廃ガソリンスタンドの屋上で首を絞められて殺された大西さんの姿を想像すると、悲しいとしか言いようがありません。しかも殺されたのは2人、荒木容疑者は自分の子も一緒に殺したのです。

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