迷惑動画を考える、くら寿司、セブンイレブン、バーミヤン、各所で起こる非常識な行為は何故?

引用 ゴゴ通信

くら寿司の切り身事件以降、迷惑動画が後を絶たちません。セブンイレブンではアルバイトの従業員がおでんの具材のしらたきを口に入れてふざける動画が投稿されています。また、バーミヤンではアルバイト従業員が2018年3月ごろ、店内の調理場で不適切な行為を行い、撮影した動画をインターネット上に掲載していたと発表しました。次々に出てくる迷惑動画、内容的には店舗のモラルに関わるものばかりです。こうした行為が日常化していると受け取られると店舗への信頼が低下し、全体の売り上げも減少することが考えられます。発覚すれば厳罰も考えられる不適切行為をなぜ行い、投稿するのでしょうか?

きっかけは「くら寿司」の切り身事件

■法的対応を決めたくらコーポレーション

「切り身事件」で話題となった大手寿司チェーン「無添くら寿司」を運営する「くらコーポレーション」は2019年2月8日、悪ふざけを行ったアルバイト店員2人に対し、雇用契約を終了し、法的処置の準備に入ったと発表しました。くら寿司をめぐっては、アルバイト店員が、まな板に置いた魚の切り身を包丁で2つに切ってから、それをゴミ箱に捨てた後、再度ゴミ箱から拾った切り身をまな板に戻す様子が動画で2月4日ころに、ツイッター上で投稿されて騒ぎとなりました。これに対し運営側のくらコーポレーションは2月6日にサイト上でアルバイトが自社の人間であることを認め謝罪を行い、再発防止の為に法的に厳粛な対応を進めるとしていました。

■目的は信用回復と同様の投稿への抑止

くらコーポレーションでは、2人のアルバイトに対し法的対応に至った理由を2つ挙げています。

「このような状況の中、ご来店いただき温かいお言葉をかけてくださるお客様、株主様、お取引様に対し上場企業としての責任を果たし、全国で共に働く約33000人の従業員の信用回復の為」

「多発する飲食店での不適切行動とその様子を撮影したSNSの投稿に対し、当社が一石を投じ、全国で起こる同様の事件の再発防止につなげ、抑止力とする為。」

(引用:くらコーポレーション)

今回のくらコーポレーションの対応には多くの賛同が寄せられています。“悪ふざけ”の軽い気持ちで行ったことが、企業の信頼を失墜させ、積み上げた客との信用を壊すということを、この機会に認知させなければなりません。

騒がれていることを”良し”としているのでは

■企業の被害は莫大なものとなる

まだ、くら寿司の騒動が落ち着かない中、ビックエコーの唐揚げ、セブンイレブンのしらたき、バーミヤンの喫煙と次々に迷惑動画が問題となっています。特に影響が大きいと思われるのはセブンイレブンのしらたきです。動画では店員がおでん容器から直接、具材のしらたきを箸で取り出し口に運びますが、食べかけのものをそのままおでん容器に戻してしまいます。食料品を扱う店舗従業員にあるまじき行為です、問題の投稿は2月9日に行われており「くら寿司」が問題になった後で、迷惑動画が注目を集めると判断したのかも知れません。セブン側では「すべてのおでんを廃棄し、容器も洗浄した」としていますが、一般客が知らないバックヤードの世界で、同じような行為が他店でも行われているのでは、という疑念が生まれ、店舗(セブンイレブン)に対する信用が失墜したことは間違いありません、株価の低下も起こるでしょうし、セブンイレブンは多大な被害を被ることになります。いくら法的に罪を問うて損害賠償を求めたところで、責任を負えるはずがありません。

■マイナスしかない行為であることを知るべし

企業が損失を被り、迷惑動画を投稿した人間は“ネットの特定班”に追われることになります。その店はどこにあるのか、迷惑行為を行ったのは誰なのか、出身校はどこか、実名や年齢まで…。刑事罰で裁かれる前に、ネット上で素性を公開され『社会的なリンチ』に遭うことになります。セブンイレブンのしらたきお兄さんは、実名や出身校を公開され、顔写真までばら撒かれています。迷惑をかけた企業も損害を受け、被害を与えた当事者も社会的に抹殺されるのです。『誰も得るものがない』迷惑動画投稿、なぜ繰り返されるのでしょうか?JRの線路内に立ち入り列車を止めると“信じられない”賠償金を請求されるという「都市伝説」があります、明確に特定案件がなく、噂の域を出ないため「都市伝説」扱いされているのです。実際には、鉄道に対する迷惑行為に対しては莫大な賠償金が発生しているはずです。企業に対して迷惑行為を行うのが、どのような罪に問われるのかは知りませんが、くらコーポレーションのように“抑止力”となるために、量刑を知らしめる必要があると思います。セブンイレブンもくらコーポレーションと同じように店舗従業員の刑事・民事での責任を問い、こうした行為の愚かさを広く認知させるべきです。

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