銭湯から「フルーツ牛乳」が無くなる!今日だけ騒ぐマスコミ「お前ら、銭湯なんか行ったことねえだろ?」

引用 asahi.com

テレビ各局のニュースで銭湯で飲まれている「フルーツ牛乳」として親しまれた清涼飲料「明治フルーツ」(180ml)が話題となっています。銭湯でコーヒー牛乳とともに風呂上がりの清涼飲料として親しまれた、この「フルーツ牛乳」の販売が4月1日に終了するからです。1958年発売で長年のファンも多かったのですが、売り上げが減っており、瓶入りの販売は終了することとなったのです。しかし、瓶入りに代わり、ペットボトル入りの「フルーツ」(220ml)が一部地域で発売される予定です。

「フルーツ牛乳」は俗称?「フルーツ」ですから

■牛乳と呼べるのは生乳100%のものだけ

明治フルーツは、リンゴ、バレンシアオレンジ、パイナップル、洋ナシ、バナナ、レモンの6種類の果物と乳製品を入れた飲料です。銭湯では風呂後の1杯として親しまれてきmした。銭湯に通う人々の間では「フルーツ牛乳」の名で親しまれてきたのですが、既に数年前から製品のラベルは「フルーツ」となっていました。なんでも生乳100%のものにしか“牛乳”の商品名を付けることができないという厳正な法律があるようです。ちなみに「コーヒー牛乳」は“コーヒー”です、これまで牛乳・コーヒー・フルーツと仲間くくりで見てきたのが、なんか変な感じです。

■「フルーツ牛乳」の販路は限定されていた

「フルーツ牛乳」が銭湯の飲料として普及してきたのには歴史があります。昭和30年代の乳製品は朝配達し、朝飲んだ空き瓶を翌朝に回収するシステムでした。そうなんです、各家庭で乳製品を保存する『冷蔵庫』がなかったのです。もうひとつ、なかったものがあります『家風呂』です、風呂がないから銭湯に人が集まり賑わい、銭湯が儲かり一般で買えない『冷蔵庫』を購入して、風呂上がりの客に飲料を売るようになったのです。この銭湯に目を付けたのが明治だったのです、以降、牛乳⇒コーヒー牛乳⇒フルーツ牛乳と銭湯で販売されることになったのです。

飲まれる環境をもっと考える必要がある

■コーヒーは生き残った

「飲む客層」が減少したのではなく、販路が細ったのが原因なのです。つまりは銭湯に人が行かなくなったことが商品が消える理由なのです。その証拠に“瓶入り”は無くなるのですが、ペットボトル入りの「フルーツ」は3月18日から、関東、中部、関西地域の自動販売機や宅配で販売される予定です。明治フルーツと同じ6種類のフルーツで構成していますが、配分量などが違い、風味は「さわやか」から「まろやか」に変えたそうです。しかし、同じカテゴリーの瓶入り「明治コーヒー」の販売は銭湯で継続されるようです。

■飲料より前に「銭湯」を考える

銭湯では売れなくなった商品でも販路を買えれば“売れる”からペットに変更したのでしょう。銭湯で飲まれる清涼飲料を語る前に、銭湯そのものに関して取り上げるべきではないでしょうか?銭湯は全国で4000軒を割り込み衰退の一途を辿っています、それに対してスーパー銭湯などの大型温浴施設は2万軒を超える状況です。銭湯は公衆浴場法に沿った日常使いの“風呂屋”さんなのです。日常使いであるからこそ「腰に手をやって牛乳」を飲む姿が絵になったのです。フルーツ牛乳はスーパー銭湯にもペットボトルのものが置いてあるかも知れませんが、富士のタイル絵もなければ熱湯に静かにつかるご隠居さんも居ないのです。今日、フルーツ牛乳を取り上げたのは「商品」ということではなく銭湯での風情がまたひとつ消えていくことへの感慨であってほしいと思います。日常使いの風呂屋と日常の“ちょっとした楽しみ”風呂上がりの『フルーツ牛乳』、今日は家風呂に入らず近所の“銭湯”に行ってみませんか?

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