3・11出馬要請を断った辰巳拓郎、百田尚樹の批判をなんのその!良識ある芸能人としての決断に拍手。

引用 サンケイ

松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が辞職し、市長選と知事選に入れ替わり出馬するダブル選挙(4月7日投開票)で、自民党が知事候補として大阪市出身の俳優・辰巳拓郎さんに立候補を要請していたことが10日に分かりました。辰巳さんは、この日の夜、同党関係者に連絡し要請を断りました。理由については「総合的に判断した。家族会議にもかけたが、あまりにも急だった。短い時間で整理もできなかった」と述べました。辰巳さんは夕方、都内で出演したイベント会場で、出馬要請の情報を受け集まった報道陣に対し「大阪に対する気持ち、大阪愛は人一倍持っている」などと述べていました。会見中に「ほんま大阪が好きやから」と関西弁を使い大阪LOVEを強調する場面も見られました。

要請はあったが、熟慮の末断った

■政治に興味はあるが、今がその時ではない

辰巳さんは政治活動に対しては、以前から興味を持っていました。今年2月に奈良市でイベントに出席した際も「気持ちは、ずっと前からあると話しています。今は住んでいないが、万博もあるし、何らかの形で大阪を応援したい」と語っていました。2015年のダブル選の際も、自民党府連から出馬を打診されました。その時は、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の撮影が進行中だったことを理由に固辞しました。関係者の話によると、二階俊博幹事長ら自民党幹部が8日に東京都内で辰巳さんと面談し、正式に立候補を求めました。政策面や選挙支援について協議し、辰巳氏は数日内に回答するとしていたといいます。

■別に人に”とやかく”言われることはない

辰巳さんは京都大学在学中に劇団「そとばこまち」を立ち上げ、俳優として数々のドラマや映画に出演しました。また、フジテレビ系「平成教育委員会」などでの博識ぶりは芸能界でも突出しており、お茶の間の好感度、知名度は抜群です。野党の府連関係者は「辰巳さん自身も“安倍さんはよくやっている”と発言したことがあり、自民党寄りの印象がある」と話していました。視聴者に辰巳さんに対する“タレント”としての絶大な支持があることは間違いありません。長身で博学、これまでに目立ったゴシップもない、擁立する側にとっては、まさに『金の卵』です。しかし、周囲から持ち上げられても“流されない”姿勢は大したものです。後述する、構成作家の百田尚樹氏は「ビビり」と辰巳さんのことを非難しましたが、出馬を受けなかった辰巳さんを視聴者は“やっぱり辰巳琢朗だと評するでしょう。

タレントとしてのしっかりした立ち位置があるから

■いつ断ろうが本人の自由

構成作家の百田尚樹氏は10日、ツイッターを更新し大阪府知事選に言及しました。自民党は8日、辰巳琢朗氏に出馬を要請したものの、辰巳氏は熟考の末10日にこれを断りました。直情型の百田氏は「断るんやったら、即座に断れ!ここまで引っ張ったということは、色気ありまくりということ。で、世間の逆風を見て、最後にびびったと。まあ、情けない姿」と推測し、辰巳氏の行動を男らしくないとして一喝しました。一方で「ま、維新をつぶしたいだけで、辰巳琢朗を担ぎ出そうとするなんて、自民党もクズやね!本気で維新に勝ちたかったら府会議員なり、あるいは国会議員が出てきやがれ!(中略)どこまで卑怯者やねん!!」と自民党にも舌鋒を浴びせました。しかし、この後、フォロワーのコメント「久々に注目されたから引っ張ってたんちゃいます?ww」に百田氏が反応『引っ張ったお陰で、かなり話題になった。辰巳琢朗さん、なかなかの策士かも』と結びました。最近は作家先生の仲間入りを果たした百田氏ですが、他人のことを“あれこれ”言うのはいかがなものかと…。ご自身に自民党から話が来ているのであれば「いかようにも」吹いていただいて結構なのですが、辰巳さんを“ビビリー”とか“策士”と呼ぶのはいただけません。

■イイ感じの辰巳琢朗

辰巳さんが断ったことは別として、自民が辰巳さんを擁立しようとしたことは、そう悪い考えではなかったはずです。辰巳さんが京都大学出身で、一般視聴者からの支持も大きいということではありません。辰巳さんも既に60歳、初めてNHKの「ロマンス」に出演しテレビに登場して35年、その間に映画やテレビドラマに多数出演、しかしながら、大きなスキャンダルなどは一切ありません。辰巳さんが“見られる職業”であることを自覚し、平常時の振る舞いにおいても気を使ってきた結果が今の『クリーン』ないイメージにつながっているのです。辰巳さんにはタレントとしての資質があるということです、近年、政治家としての資質に欠ける方たちが多数見受けられますが、そういった意味からは辰巳さんが“政治家”として擁立されるとしても頷けます。世間に影響を与える立ち位置にあって、そのポジションを堅持するために努力してきたのです。しかし、タレントと政治家では、『影響力』に差があることも知っているのが辰巳さんの賢さでしょう、百田氏が『策士』と呼ぶ辰巳さんの一面です。こういう人が、どんな政治を行うのか見てみたい気もしますが、タレント・辰巳琢朗であることの方が良いのかもしれません。

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