大韓航空のチョ・ヤンホ会長が死去!ここから韓流ドラマのような遺産争いが始まるのでしょうか?えっ、現実はもっと怖い!?

引用 News Week

韓国の大韓航空は8日、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が死去したと発表しました。滞在先の米国で慢性疾患のために亡くなりました。70歳でした。関係者によると、ヤンホ会長は肺疾患があったといいます。ヤンホ会長を巡っては先月下旬の株主総会で取締役再任が否定されていました。ヤンホ会長は大韓航空を中心とする財閥「韓進グループ」を率いる創業家の出身、取締役再任に必要な株主の支持が得られずに、再任に失敗していました。韓国で著名財閥の総帥が傘下企業から推薦されながら取締役に就けないのは異例のことでした。

現実はテレビドラマを超えていた

■まず、最初は“ナッツ姫”から始まった

韓流ドラマには“我儘勝手に”振舞う財閥企業を運営する家族が登場し、大いにドラマを盛り上げるのですが、日本でドラマを見ている人たちは「ドラマだから...」そんな非日常的なことがあるはずはないと思っていました。しかし、現実はテレビドラマを超えていたのです。まず、長女が「ナッツ・リターン」事件を起こします、ヤンホ会長の長女チョ・ヒナ氏が、機内サービスのナッツの出し方に激怒して搭乗機をゲートに引き返させたことが問題となりました。裁判では「職員を奴隷のように思わず、感情を調節できたならば、今回の事件は起きなかった」と裁判長が発言するほど、ヒナ氏の社員への対応は酷いものがありました。ヒナ氏はこの事件から“ナッツ姫”と呼ばれるようになりました。

■2番目に登場したのは“水かけ姫”だった

次に問題となったのが二女のチョ・ヒョンミン氏です。ヒョンミン氏は大韓航空広報担当専務の役職にあり、大韓航空本社で、大韓航空の広告を代行する会社の担当者を怒鳴りながら、顔に向かってコップに入っていた水をかけたとされています。この内容が該当会社の匿名掲示板などに掲載されたことで周囲に広がり、パワハラ行為として警察が捜査に乗り出す事態に発展しました。ナッツ姫姉さんほどのインパクトはありませんでしたが「姉が姉なら、妹も…」と思わせるお騒がせ事件でした。この姉妹の行動を見て、韓流ドラマの世界は実際に存在するのだと、日本の韓流ファンは改めて韓国財閥の奥深さを思い知らされたのです。

シンデレラの母親よりも恐ろしい姫たちの母

■遂に暴力を振るう“ラスボス”が登場

そして、ナッツ姫の母もやはりドラマ的悪奥様だったのです。ヤンホ会長の妻イ・ミョンヒ氏は、自分付きの運転手や家政婦、自宅のリフォーム工事や大韓航空系列のホテルの建設工事を行っていた作業員らに対し、罵倒をした他、殴る蹴るなどの暴行を加えたり、はさみを投げつけたりしていました。「ナッツ姫」「水かけ姫」の母親は暴力を振るう“ラスボス”的な存在だったのです。韓国国内で財閥企業トップの妻が暴行容疑で逮捕されるのは異例のことであり、母娘揃って財閥企業が生んだ『社会悪』となってしまいました。通常、韓流ドラマでは妻や娘がムチャクチャ悪いと、その分、財閥トップの代表(夫)が良識人だったりして「わたしの責任だ、わたしがしっかり見ていなかったばかりに‥」などと家族の罪を悔いて、皆を諭したりするものなのですが。

■果たして、遺産相続はどうなるのだろう?

亡くなったヤンホ会長自身も背任や横領などの罪で公判中だったことを考えると、一家全員が“非常識”な方々だったようです。社会問題となったチョ家の一連の不祥事は起きるべくして起きたと考えた方が良いでしょう。しかし、会長の死を持って騒動が収まるのではありません。ドラマでは財閥のトップが死ぬことによって、新たな火種が出来るのです。韓進グループの約11%の株式を保有し、最大株主であったヤンホ会長の死は、母娘を筆頭にステークホルダーに大きな影響を与えることは必至です。これから、韓流ドラマのような財産の争奪戦が起こるのでしょうか、テレビドラマはフィクションな分だけ柔らかくなっているとも考えられます。韓国版「犬神家の一族」みたいなことにならなければ良いのですが‥。

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