
引用 サンスポ
テレビ朝日系のドキュメンタリー番組「痛快!ビッグダディ」を覚えておいででしょうか、岩手県出身で柔道整復師の資格を持つ林下清志さんが、8人の子供たちを男手一本で育てていく様子を長期にわたって追いかけた内容でした。結婚離婚を繰り返すビックダディと、その都度増えていく子供たち。2016年5月には7度目の結婚を公表、それまでの婚姻歴で、連れ子を含めると最大時6男14女の合計20名の子供(元祖妻12名、元妻6名、3番目妻2名)がいましたが、ご本人も11人兄弟の6男と大家族だったのです。このビックダディの元妻として話題になっているのが美奈子さんです。美奈子さんは2015年5月5日に元プロレスラーの佐々木義人さんと結婚し、現在では8人の子供たちの母親となっています。
若い頃は“やんちゃ”だった美奈子
■高校を退学16歳で出産
美奈子さんは両親と兄弟の4人家族の長女。高校に入学して間もなく、不良の仲間に入って高校を中退します。その後、15歳で妊娠、16歳で出産を経験しその相手である中学時代の先輩と結婚しました。しかし2度の離婚を繰り返し、24歳にして5人の子持ちとなります。4年後、8人の子供を持つビッグダディに出会い再婚し、6人目の子供が誕生しました。夫婦喧嘩のシーンは番組でも度々、お目にかかりましたが、気の強い美奈子さんの一方的な非難に清志さんも疲れ、結婚生活は2年で幕を閉じることになります。既に多くの子供たちを育ててきた清志さんの経験と、母親として発展途上であった美奈子さんの考えが噛み合わなかったのかもしれません。端から見て、美奈子さんの思い込みの強さが問題に見えたものでした。
ビックダディ元妻美奈子、ドキュメンタリー出演!需要は?ただの素人と酷評? https://t.co/heR9BnzJxt @より
— 山口敏太郎 (@bintarou) 2019年1月24日
■ビッグダディと離婚後はタレントとして活動
ビックダディこと林下清志さんと離婚した美奈子さんは6人の子供を引き取り宮崎で生活します。しかし、その後、タレント活動を行うようになり千葉を経由して、居を東京に移します。自身が書いた「ハダカの美奈子」が発売され、映画化もされました。美奈子さんの若い頃の衝撃的な体験が公開されると、多くの番組から美奈子さんにオファーがきます。その内容は「昔の美奈子」さんのこと、DVを受けたり、入れ墨を入れたことが取り沙汰されるのです。特に刺青に関しては、番組の企画で切除手術を受ける前提で美奈子さんが病院を訪ねるのですが、費用が約400万円かかり半年ごとに3回の手術が必要になるなど、その代償の大きさが浮き彫りとなります。この件に関しては賛否両論あったのですが、子を持つ母親として刺青を公開する行為が非難されました。
すべては母親としての責任
■身を削って家族を養う
2015年5月の元プロレスラーの佐々木義人さんと4回目の結婚、現在1歳と0歳の2人の娘がいます。元プロレスラーなのですが口喧嘩をすると、一方的に言い負かされてそのまま家出して実家に帰ってしまうような気の優しいだんなさんです。現在でも美奈子さんの話題が取り上げられると「DV」「刺青」といった過去の荒れた生活に関連したことがほとんどです。これまでは子供たちを育てるために「何でもやらなきゃ」と身を削るように過去の負の遺産を公表してきました。暴力を受けたことや、お金がなくてキャバクラの体験入店をしたことなどは、決して話したいことではなかった筈です。本人が売名行為で過去を語ったのではなく、家族の生活のために“身を削って”いたのです。
たまたまTVを見ていたら #ザ・ノンフィクション に大日本プロレスにいた佐々木義人がでていた。今はプロレスラー辞めてバスの運転手やっているんだ。妻はビックダディの元妻の美奈子だったとは。 そいえば美奈子は大日本プロレスファンだったからな。 でも、久々に見たからビックリした。
— B×B✝️MASAAKI 14日NOAH 21日全日本プロレス降臨。 (@1204_bbmasaaki) 2019年4月7日
■多くの子供を育てることは才能
もう若い頃の話をネタにタレント活動する必要はありません。昔はやんちゃでも、今は立派な芸人や俳優はたくさんいます、昔のことが取り沙汰されるのは一時のことなのです。大切なのは、その人が“今”をどう生きているかでしょう。美奈子さんには大家族の母という、なかなか経験できない立場にいます。しかも年齢的にはかなり若いのです、これからは大家族の母としてタレント活動を行うべきです。テレビ朝日で「痛快!ビッグマミィ」でも製作してはどうでしょう。せっかく知名度を上げたのですから、子供を抱えて大変なお母さんたちに『子供を育てる才能』を披露してあげてください。多くの子供を産むことはひとつの才能なのですから。