平成最後のプレミアムフライデーと零和時代の働き方を考える。

引用 クリスタ

今日まで働けば10連休、じゃ、景気づけに「プレミアムフライデー」で早めに退社?そんな会社があるのでしょうか?休むのは悪いことではありませんが、休めば、その間業務がストップするのです。この10連休を前に金融機関や医療機関の対応をどうするのか、論議になっていました。休んだ方々がお出かけする先、レジャー施設や宿泊施設の従業員の方は、逆に多忙を極める期間と言えるでしょう、長期の休みで恩恵を被るのは“誰れ”なのでしょう。休むために今日は『フル稼働!』という方が多いのではないでしょうか、そうした意味では本当の“プレミアム”な日となるかもしれません。

休むためには、巻きで仕事をこなさなければならない

■休みが増えれば実労働が重くなる

プレミアムフライデーは、2017年に日本国政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンです。博報堂が事務局を受託しています。月の最終金曜日に合わせて、民間企業はイベントやキャンぺーンを行ってきました。この“キャンペーン”という響きが曲者なのです。国と経済団体が推奨する“キャンペーン”なのです。その内容は「いつもより豊かな生活を送るために個人消費を喚起」するものです、働き方改革と呼応して15時には仕事を終えて、帰りにショッピングや飲酒をしなさいというものです。どっかの南国じゃあるまいし、日の高いうちから酒カックらって盛り上がるはずがありません。全体に労働時間が短縮されていくなか、休みの前日に仕事を早く切り上げるためには、前倒しに仕事をこなしていなければなりません。

■休むために“無理”をするのは有効か?

日本の文化は「休むために」働くことを前提していますが、休むために実労働が苛烈なものとなっては意味がないのではないはずです。休むために無理して働き、疲れた体を癒すことに休日を費やしては、何のための休みなのかもわからなくなってしまいます。プレミアムフライデーは給与支給日直後に設定されており、推奨側としてはショッピングや旅行に充てやすいと考えているようです。既に2017年2月24日から実施されているにも関わらず、街中で「プレミアム」な金曜日を意識したことがありません。国として推奨するならば、それなりに広報を行うなり、イベントを行って活性化策を取るなり、盛り上げる努力をするべきでした。しかし、その『プレミアムフライデー』も今日が平成、最後となってしまいました。

もっと浸透すれば、何か出てくるかも?

■関ジャニがPRしていたことを知ってますか?

運営団体のプレミアムフライデー推進委員会は、「プレミアムフライデーナビゲーター」として、アイドルグループ「関ジャニ」を起用してきました。関ジャニのメンバーが出演しプレミアムフライデーについて紹介するPR映像も作成しました。プレミアムフライデーにセールやキャンペーンを実施している企業のうち、来店者増加は約7割で、売り上げは5割増と報告されています。景気の向上と同じように数字だけの評価であり、一般庶民の間でも“プレミアム”効果は実感できません。もし、当初の目論見通りに効果が上がっているなら、夕方の街中は人が溢れているはずです。新橋のSL広場は、5時・6時には人で埋めつくされていなければなりません。

■これから考えていきましょう。

まあ、平成が終わるからといって「プレミアムフライデー」が終わるわけではないのですから、これからも盛り上がるように考えていけば良いのです。しかし、カルチャ・コンビニエンス・クラブの調査によると「導入している」企業は、わずかに3.4%に留まっているそうです。100人いて4人くらいしか話題にしない事って、やはり日常的な事として捉えられませんよね。この先を考えて、今日は各マスコミも“バンバン”プレミアムフライデーを宣伝し、飲食店は大盤振る舞いで盛り上げてください。そして零和の時代には「金曜は3時退社」が当たり前の世の中にしていこうじゃありませんか。と言ったものの、働きが悪くて企業が潰れればプレミアムも何もあったものじゃないので、やっぱ、働くかな?

 

 

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