金栗四三も食べていた熊本のソウルフード「いきなりだんご」を知ってますか?百貨店の“うまいもの九州展”熊本コーナーをお探しください!

引用 三河屋

“いきなり”の意味を考えたことがありますか?いきなりは「行き(いき)」と「成り(なり)」で、いきなりとなりました。本来は事が進むにまかせてや、成り行きまかせと同じ意味で使われていましたが、転じて「突然」の意味を持つようになりました。最近では「いきなりステーキ」が目につきますが、熊本では随分と昔から“いきなり”は日常だったのです。本日のNHKの「いだてん」にも登場しましたが『いきなりだんご』がそれです。熊本では今でも『いきなりだんご』がソールフードとして食べられているのです。熊本空港にも置いてありますのでご賞味ください。

食べてびっりの食材の組み合わせ

■最近では全国区になりつつある「いきなり団子」

『いきなりだんご』とは輪切りにしたサツマイモと小倉あんを餅、または小麦粉を練って平たく伸ばした生地で包み、蒸した食品です。見た目は大福にも似ています。熊本地元では一般家庭で伝統的に作られ続けています、菓子としては珍しい歴史を持っています。最近ではサツマイモの上に小豆餡を乗せ、そのまま包む製法が一般的になってきています。タイ焼きと同じように廉価で焼き立てを味わえるため、熊本市内にも単品での販売店が多く存在します。近年では保存技術の発達により、真空パックや冷凍食品も販売され、熊本だけではなく日本中で食べることが出来るようになっています。

■どうして“いきなり”なのか

名前の由来は短時間で「いきなり」作れるという意味と、来客がいきなり来てもいきなり出せる菓子という意味と、生の芋を調理する「生き成り」という語句の意味が重なったと言われています。別の言われ方としては、熊本の一部地域では今でも片付けが苦手な人を「いきなりな人」と言い、そこから転じて「いきなり」とは「ざっとしている」ことを意味し、ざっと作れる菓子との説もあります。また「いきなり」とは地元の古い方言で「簡単」という意味があり「いきなり団子」とは「簡単に作れる団子」の意ともされています。諸説ありますが、熊本の地域性を考えると時間的な表現よりも状態としての表現「ざっと」の意味が近いのかもしれません。

いきなり効果は「あは効果」と同じようなもの

■どう考えても、普通じゃ考えつかない

「いだてん」では金栗四三が重箱を開けて“いきなり団子”を頬張っていましたが、昔も今も、その朴訥な形状は変わることはありません。かつて『ケロロ軍曹』が好物であり、漫画内に度々登場していたことを覚えている方も‥。まあ、いろんなところで顔出しはしているのですが、みなさんの記憶に残っているかはわかりません。初めて見る人が驚くのは団子の中にサツマイモが入っているということです。こんなことは『ざっと』した性格の人でなければ考えつくはずがありません。団子+餡子+サツマイモ、どう考えても普通では考えつくはずがありません。

■どうか、食べてみてください…

さつまいもの産地として有名な川越市にもいきなり団子に酷似した「いも恋」という商品があります。こちらも輪切りのさつまいもに餡子をのせ、山芋と餅米入りの生地で包んで蒸したものです。発送の源がいきなり団子にあるかどうかはわかりませんが、同様の商品が日本中に広がるのはうれしいことです。いろんなところで「いきなり」体験ができるのですから、思うに名称の“いきなり”は【唐突な食材の組み合わせ】を言うのではないでしょうか。通常であればいっしょになることがなかったはずのものが合わさって1つのものを作る。これを“いきなり”と定義するならば、オリンピックと出会うはずがなかった金栗四三が高等師範学校でオリンピックと出会う、このことこそ“いきなり”現象なのです。“いきなり”を体験したい方は、百貨店の催事コーナーでやってる『九州物産展』をお尋ねください、最近は大宰府の梅ヶ枝餅に代わって『いきなり団子』を取り入れるところも増えています。

 

 

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