テレビ朝日系の「陸海空」は、征服するのをあきらめて「こんなところでヤバいバル」になってしまっていた!

引用 こんなところでヤバいバル

4月に始まったテレビ朝日系「陸海空 こんなところでヤバいバル」(毎週火曜23時15分)が深夜枠での視聴者から好評を得ているそうです。この番組は毎週火曜日23時15分から放送されていた「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」(2017年4月~9月)、毎週土曜日20時のプライムタイム枠で放送された「陸海空 地球征服するなんて」(2017年10月~2019年3月)に続く陸海空シリーズ3期目となる番組で、1年半を経て再び深夜枠に戻ってきました。最初の深夜枠時代にはアマゾンの部族と接触する破天荒ディレクター、友寄隆英ディレクターの猛烈取材ぶりが話題となり、注目を集めましたがプライムタイムに移行後は過激な映像が放送できなかったためか低迷し「打ち切り」の噂さえ流れていました。

まだ続く「陸海空」の企画シリーズ

■第一期の「こんな時間に‥」の深夜枠は凄い人気だった

第一期「こんな時間に地球征服するなんて」時代は、アマゾン奥地の部族を取材し、その生活ぶりや文化を紹介する“部族アース”が大人気となりました。当初は芸人のU字工事がレポーターだったのですが、制作側の友寄ディレクターの取材の様子が放送されると、大きな注目を集めるようになりました。友寄Dの行動があまりにも破天荒だったからです。毒を流した川の魚を生で食べる、入れ墨の染料を全身に塗る、高度数のアルコールを水のように大量に飲む、等々、現地の人間さえ呆れる映像が深夜に流され話題となりました。ゴールデンタイムでも友寄ディレクター⇒ナスD(染料を全身に塗り紫のナス色となったため)の映像が流され“部族アース”の人気が高まりました。

■プライムタイムで鳴かず飛ばずの状態に

深夜枠で稼いだ人気をベースにプライムタイム枠へ「陸海空 地球征服するなんて」として2017年の10月から移りました。しかし、深夜枠で人気を得た“部族もの”の過激な映像はあまり流すことができず。終了前は世界各国でアンケートを取る企画「地球アンケート」が柱になっていました。このため、部族アースのような過激な映像見たさに「陸海空」を見ていたファンは引いてしまい、「打ち切り」の噂が流れるようになったのです。実際、この段階で「陸海空」が終了したと思っていた視聴者も多かったのではないでしょうか。そんな「陸海空」ですが、今年の4月から、レギュラー出演者に高島政宏を加えて完全リニューアルしました。海外ロケはなくなってしまったものの、のど自慢のモノマネ芸人10人がチャレンジする「72時間以内に最新人気カラオケベスト100で全国1位を10曲取れ!!」といった独自の企画や、アイドルや女優10名が、無人の山中でサバイバル生活を送る「美女10人が10日間過酷サバイバル生活!10キロ太れるか?」などの過激企画を放送しています。

第三期に入り10人のチャレンジ企画が人気に

■特殊な環境に置かれた10人の人間関係に注目

現在放送されている「美女10人」企画は、世代の違うアイドルたちがお互い疑心暗鬼となって、相手の足を引っ張り合う衝撃の場面が続出します。SNS上では「昔の陸海空のノリが戻ってきた」「なかなか見どころのある企画」などと評判を呼んでいるそうです。番組側では“かつてのファン”がもどりつつあると言っています。しかし、かつてアマゾンの原住民を取材した「こんな時間に…」と比べてスケール感がなく、結果的には対立する人間関係などで視聴者を惹きつけているだけで、サバイバルな生活が番組の中心になっているわけではありません、ある意味「1万円生活」と同じように制限された条件の下に、決められた期間を耐えるという内容は、どこかで見たことのあるような内容です。また、このサバイバル生活を送るのがアイドルや俳優の“女性”である点も大きな要素になっていると思われます。

■深夜枠に戻っても現内容ではアマゾン編には及ばない

サバイバルと言いながら、絶対に捕れるはずもないやり方で魚を追い。体重を増やせと言いながら与えられるのはグミを溶かしたスープであるなど。条件の設定からして仲間同士での対立を誘うように仕組んでいるのではと考えてしまいます。また、死んだ魚を持ち帰って、それを食べたり、基本的に視聴者が真似て困るような行為は慎むべきです。現在の放送内容を当初のアマゾン編と並べるなど考えられません。この放送内容が過激というのであれば、大食い企画もまた過激になってしまいます。大食いを見て視聴者は両極に分かれるのです「あんなに食べられるのは凄い」と「あんなに食べる必要があるのか、食べる姿が汚い」。これを現在の10人企画に置換すると「あんな環境で生活するのは凄い」と「あんなことまでする必要があるのか、やってる姿がグロい」そうなんです、対立する意見を生むことが視聴者の関心を集めることにつながるのです。要は仕組み型の企画なのです、当初のアマゾン編は真っ向勝負の“見てびっくり”だったことが人気を呼んだのです。今回の10人企画が長続きするのかは疑問ですし、当初の「こんな時間に…」に対抗できる内容ではないことだけは確かです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA