登戸無差別大量殺傷事件の犯人・岩崎隆一(51歳)の詳報をを公開し、二度とこのような事件が起こらないよう対策をすべき!

引用 ニッケイ

早朝の惨事に報道各局は情報の収集に追われていました。いったい何人の被害者が出たのか、犯人はどういった人物なのか。事件発生から時間が経ち、ようやく全容が明らかになりつつある「登戸無差別大量殺人事件」。既に犯人と断定された岩崎隆一が死亡しているため、行き場のない怒りを持つ方が日本全国に溢れています。しかし「周りを巻き込まず、死ぬのだったら一人で死んでもらいたい」と拡大自殺を否定する意見に対しては、新たな犯行を生む可能性があるため、そうした非難はすべきではないと言った犯罪心理の専門家の声も聞かれます。私たちは犯人を擁護する必要はありませんが、第二、第三の岩崎を生まないような社会にしていかなくてはなりません。

まるで存在していなかったかのような岩崎

■叔父夫婦も顔を見て特定することができなかった

岩崎が死亡し、同居していた叔父・叔母が遺体を確認したそうですが「顔がよくわからない」と、特定できなかったため現場に残された保険証の指紋と、岩崎の居室から採取したした指紋を岩崎のものかどうか鑑定するなど、身元の特定に時間がかかったため、犯人の写真や名前が公表されるのが遅れたようです。変なのは、同居している叔父・叔母が岩崎の顔を見ても本人かどうかわからなかった点です、また、公表されている岩崎の写真も中学時代と思われる若い頃の写真だけです。事件後、岩崎の実家周辺を報道各局が取材、その人物像を知ろうとしますが、外に出ることも少なかったようで十分な情報がありません。

■本当の岩崎を誰も知らない

報道各社の質問に周辺住民が答えた内容は
「小さな頃は、いっしょに遊んだ別に普通の子供だった」
「複雑な家庭環境だったらしい、いっしょに暮しているのは叔父・叔母で両親ではない」
「しばらくは実家から離れており、また、戻ってきたらしい」
そして、クレームを言われたとう住民は
「うちの木の葉が目に当たったと数十分に渡って文句を言われた」
岩崎の姿が見かけられるようになったのはこの1~2年のことだと言います。また、事件当日には近隣住民に対し「おはようございます!」と笑顔で挨拶をし、駅に向かって走っていったそうです。こうした近隣住民の話から考えると、岩崎の実像を知る人は誰もいなかったといえます。
岩崎には自分を理解してくれる人間が必要だった

今回の暴挙は彼の近親者に向けたメッセージ

■本人は自分の立ち位置がよくわかっていなかった

周辺が知る岩崎の生い立ちは間違いないようです、両親が離婚し叔父の家である現在の家に引き取られました。しかし、最近の状況は叔父夫婦さえ知らなかったようです、介護ヘルパーを導入するにあたって親族が叔父夫婦と岩崎の関係を心配し川崎市に面談で8回、電話で6回、相談をしています。また、コミュニケーションが取れない岩崎への対応を相談した際、手紙のやりとりを提案されました。今年1月に叔父や叔母が岩崎の気持ちを確認するために手紙を書いて渡したそうです。これに対し岩崎は「自分の事は自分でやっている、食事、洗濯を自分でやっているのにひきこもりとはなんだ」と叔母に話したといいます。

岩崎には義理の兄と姉がいたとの話があります、報道されている叔父夫婦の子供です。その義理の兄がカリタス学園に通学していたという話があります。今までは、岩崎とカリタスを結びつけるものが何もなく単なる弱者を襲う目的でスクールバスを待つ生徒たちを襲ったと思われていましたが、近親者にカリタス学園の生徒がいたことは見逃せません。

ここからは推測の域を出ませんが、岩崎は年上の叔父の子供がカリタス学園に通う姿を見ていたのです。そして、彼にはカリタスに通っていることに対する、それなりの評価があったに違いありません。しかし、岩崎は写真にあるように普通の公立校にしか通わせてもらえませんでした。これは個人の学力差がそうだったのか、叔父の経済状況の問題だったのか、いづれにしろ岩崎は従兄を横目に見ながら多感な時代を叔父の家で過ごすのです。
世間では彼が「社会」に対して復讐をしたようなことが書かれていますが、そうは思えません、岩崎は彼の少年時代に親類として親しく彼に接してくれなかった叔父や従兄に対して復讐を行ったのだと思います。もし、彼が社会に対して不満を抱いての犯行であれば、死ぬことなく警察で持論を披露していたことでしょう。彼はカリタスの生徒を死傷させることにより目的を達成し、自刃したのです。岩崎は彼の暴挙の意味を理解する者に対して、今回の事件を突きつけたのです。

■もっと復帰のための機会を与えなければならない

1月に手紙に対して「俺は引きこもりじゃねえ」と反論したように、自分を理解しない周囲に対して反感を持っていたのです。いったんは実家を出て、外の空気の中で暮らしたのでしょうが、うまくいかずに戻ってきたことは明らかです。しかし、自分の思ったような癒しや安息があるわけではなく、さらなる閉塞感を感じ、近親者への復讐として今回の行為に至ったのでしょう。川崎市が言うように他人と接触したくない人間に無理やり対応を求めるような行為は問題です。しかし、長い期間社会に適応することを拒めば、なにかのキッカケで今回のような惨事を招くことになります。働き納税することは国民の義務です、
引きこもりの実態が確認された場合には公的機関の人間が定期的に面会を行い状況を把握するなどの対策が必要です。人権問題などではなく、権利を放棄したに等しい人々に責任と義務を説き、社会復帰のチャンスを与えるのです。今回の登戸事件の背景には50代の引きこもりを80代が支える「8050問題」が根底にあるように思われます。今回のような事件を防ぐためには、芽を絶つことよりも温床を無くすことが大事ではないしょうか。

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