まったく理解できない門川大作京都市長の「火事は10分、選挙は最後の1日」発言、大惨事をどう考えているのか?

引用 サンケイ

7月18日午前10時35分ごろ、京都市伏見区桃山町因幡のアニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオから煙が上がっていると、複数の近所の人たちから119番通報がありました。消防局の発表によると死者33名、重軽傷者も多数出ている状態です。平成以降の大惨事をテレビ各局が19日朝から大きく取り上げ、被害の状況や犯人の素性なども明らかになってきました。しかし、火災後の混乱はなお続いており、アニメ界の貴重な人材が失われたことに、アニメ業界は震撼しています。そんな中、京都市長・門川大作京都市長の発言が問題となっています。

平成以降の大惨事に際して“標語”はないでしょう

■口が滑ったで済むレベルの問題ではない

京都市の門川大作市長は18日夜、上京区で開かれた参議院選候補者の応援演説で、死傷者が60人超に上る京都アニメーション第1スタジオの火災に言及、「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と述べました。大惨事の対応を支持拡大の材料に使うような発言に、会場内からも疑問の声が聞かれました。京都アニメーションの火災では、火を付けたとみられる男の身柄を京都府警が確保している上、周辺住民は爆発音も聞いており、初期消火は難しい状況だったことが覗い知れます。演説会場にいた選対関係者は「発言にどきっとした。選挙に力が入って口が滑ったのだろう」と困惑していました。

■市長として京アニ火災に対する認識が不足

門川市長は演説会後、京都新聞社の取材に対し「一般によくある標語だ。誤解があったなら、今後気をつける」と話しました。今回の応援演説での発言は“誤解”ではなく、京アニの火災を軽く見た京都市長の失言です。大惨事よりも選挙の方が大事だと、応援演説の場でアピールしたに過ぎません、「今後気をつける」で済む問題ではないのです。今朝の報道に見られる惨状を門川市長が再確認して、同じセリフが言えるものなら見てみたいものです。焼け焦げたビルの壁面、道路横で裸同然で立ちすくむ人、頭から血を流してうずくまる人、まるで地獄のような惨状です。

失われたものの大きさを考えてもらいたい

■日本では稀有な地方アニメ会社

火災被害で多数の死傷者が出た京都アニメーションは、東京一極集中と言われる日本のアニメ業界の中、京都から特色ある作品を生み出し続けていました。京都や滋賀の風景を物語に採り入れた「けいおん!」や「響け!ユーフォニアム」シリーズなどで知られ、太秦と並ぶ京都映像文化の象徴でした。来年以降も公開を予告していた作品が続々と控えていただけに、アニメや映画業界からは「影響は甚大」との声が相次いでいます。「京アニは会社が一つの塊となってスタッフを育てながら、アニメを丁寧に作り上げていた。作品や監督ごとに混成スタッフを集めて作る東京発のアニメと全く異なる。日本でも稀有な存在」。京アニの映画を配給する松竹の大角映像本部長は語りました。

■すぐに陳謝すべき

今回の門川市長の発言が「単なる標語」であっても、時と場所を選ぶことができなったことは、門川市長の過ちと言う他はありません。火災の場となったのが、京都が世界に誇れる映像文化の拠点であったこと、火災は犯罪被害であり60名を超える死傷者が出る大惨事となったこと、こうした事に配慮するなら“火災は10分”などと言う話が出るはずがないのです、まずは火災による被害を悼むのが第一であろうし、選挙はひとまず置いておいて事態の収拾が先だとするのが当然であるべきです。市長として火災被害者に対する配慮がないことは100罰に値しますし、京都にしかない高い技術力を持った会社に甚大な被害が及んだことを嘆かない姿勢は、政治家としての資質に欠けると言わざるを得ません。単に考えなしに“標語”を唱えたのであれば、今からでもすぐに陳謝すべきです。それが、市長としてあるべき姿なのではないでしょうか。

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