クレイジージャーニーが“やらせ”で休止、静岡大講師、加藤英明氏も関与していたのか?

引用 クレイジージャーニー

TBSの人気バラエティー番組「クレイジージャーニー」(水曜日11:56)で不適切な演出があったとする問題で、TBSは「調査が完了するまで休止」を発表し、11日に放送予定だった同番組を「ノーサイド・ゲーム3日後最終回SP」に変更しました。番組放送後にはメッセージが流れ、改めて視聴者に謝罪しました。同番組は独特のキャラクターを持った、それぞれのカテゴリーの専門家が世界中で取材した内容をスタジオの松本、設楽、小池の3人がMCとしてツッコミを入れながら進めていくスタイルのもので、最近の海外取材番組としては尖がった内容で高い評価を受けていました。今回、問題となっているレア爬虫類の捕獲に関しても「かつて見たことのない」生物が登場することで注目を集めていました。野生の希少生物を捕獲する状況が売りだったのに、ファンにとっては寂しいかぎりの話です。

最近では珍しく尖がった内容の番組だったのに

■TBSのメッセージ

11日に流されたメッセージは以下の通りです。

「本日、予定していた『クレイジージャーニー』の放送を急遽取止め内容変更となり誠に申し訳ございませんでした。ここで視聴者の皆様にご報告とお詫びがございます。8月14日に放送した『クレイジージャーニー』の爬虫類ハンターの企画において番組スタッフが事前に準備していた生物を使って捕獲シーンを撮影していたことが分かりました。今回の手法については、あってはならないものと考えております。私どもは、今回の事案を重く受け止め調査が完了するまで「クレイジージャーニー」の放送を休止いたします。視聴者の皆様、番組に出演していただいた方々及び関係者の方々に深くお詫び申し上げます」。

(引用TBS謝罪)

番組を見ていた方々はおわかりだと思いますが、絶滅危惧種的な超レア生物を静岡大講師の加藤英明さんが素手で捕まえる、その過程が面白かったのです。それが“用意してあった”となれば、見ていた方は「まぬけ」にしかなりません。

■これまでのクレイジージャーニー

「クレイジージャーニー」は2015年元旦に放送され、同年4月から深夜枠でレギュラー化されました。番組では世界中を駆け回って『自分の世界』を追及する旅人たちを追跡取材し、世界の廃墟、世界の少数民族、世界の危険地帯、リヤカーにより世界旅行等々、通常の取材では見ることのできないレアな映像を取り上げてきました。今回問題になった希少爬虫類ハントもいくつかのカテゴリーの一つでした。今回の件で“休止”が発表されていますが、このまま“打ち切り”となる可能性が高いと思われます。これまで放送された丸山ゴンザレス氏の闇社会の取材やヨシダナギ氏の少数民族探訪と写真撮影などは、各方面で話題を呼びました。同番組から名前を知られるようになり、社会的に認められた出演者も少なくありません。今回の爬虫類ハントを担当していた加藤英明氏もその一人です。

独自のキャラを持った出演者をダメにしてしまった「やらせ」

■やらせは常習的に行われていた

TBSによると“やらせ演出”があったのは8月14日放送の2時間特番と同日深夜のレギュラー枠でした。いづれも、爬虫類ハンターとして加藤英明氏が登場し、メキシコに生息する珍しい生物を捕獲する内容を放送しました。この中で6種類の生物が紹介されましたが、アリゲータートカゲなど4種類は番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し事前に準備したものでした。撮影では準備したものを放ち、偶然発見したように撮影をしました。ロケは7月2~5日の4日間行われ、スタッフが狙った生物を発見できない場合を想定して準備していたといいます。関係者によると、今月に入って視聴者から「おかしいのでは」と指摘があり、スタッフの聞き取り調査などを行った結果、ヤラセが発覚しました。制作側ではスタッフの1人が独断で行ったとしています。しかし、この行為は常習的に行われていたことが発覚しており、一部のスタッフの暴走と考えるのは無理があります。

■関与していないなら、最大の被害者は加藤氏

もっとも心配するのは静岡大学で講師を務める加藤英明氏です。番組で加藤氏は走る車からトカゲを発見し、これを捕獲するなど「超人的」な捕獲技を披露しています。だからこそ、希少動物の発見捕獲が現実的なものとなっていたのです。説明では加藤氏の関与はないとしていますが、そうなるとスタッフ全員で加藤氏を騙していないと捕獲シーンを撮影することは難しいのではないでしょうか。説明では前日もしくはロケ当日に捕獲予定地周辺に生物を放し、それを捕獲していたとしてますが、前日に放した場合は発見不可能になってしまうのではないでしょうか、当日にしても同じことです。確実に加藤氏に捕獲させるためには、加藤氏が到着する直前に放すか、加藤氏が承知の上で撮影隊の目前で放すかしかないはずです。制作側が加藤氏の関与を否定するなら、制作側全体が加藤氏を騙していたとしか考えれません。一般視聴者を欺く行為は許せませんが、それ以前に熱心な研究者を騙す行為は犯罪とも言えます。加藤さん、今回の件にめげず、頑張ってください!

 

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