TVタックルでその後を紹介。大田区と江東区のの40年にわたる領土戦争の結果!

引用 東京港埠頭㈱

本日のTVタックル(テレビ朝日系)で行政で問題になったアレコレのその後に関して紹介がありました。その中で、大田区と江東区で約40年間にわたって帰属を争ってきた「中央防波堤埋立地(中防)」の結果が紹介されていました。法廷に持ち込まれた争いは今年9月に結審しており、東京地裁は中防の帰属判決を言い渡していました。東京地裁判決では大田区が20.7%、江東区が79.3%の割合で分割する案を提示しました。また、五輪会場に予定されている“海の森公園”も江東区に属することが決まりました。両区とも、この判決を受け入れて現段階における領地問題は解決したように見えますが…

夢の島の帰属権が決定

■東京都では調停できず

今回の帰属問題に関しては、結審の内容では江東区の「完勝」で終わったように見えます。
長い間、大田区・江東区はお互いの主張を譲らず、約2年前には東京都に設置された自治紛争処理委員に帰属の裁定が委ねられました。自治紛争処理委員は、約500haの中防のうち大田区13,8%、江東区86,2%で分割する調停案を提示しました。当時、両区ともに全域の帰属を求めていたため、調停案は両区ともに受け入れがたいものでした。しかし、江東区は不満はありながらも、ほぼ主張が認められたことから調停案を受け入れる決議を区議会で行いました。これに対し、わずかな土地しか帰属が認められなかった大田区は、調停案に承服できず、帰属争いを司法の場に持ち込むことになりました。

<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>さっきテレビで大田区と江東区の領土争い問題やってて、江東区が大体8割、大田区が大体2割で決まったって話になってましたけど、オリンピックは江東区の土地でやるんですよね。これだけ争ったんですから江東区でなにかあっても大田区は助けないのでは・・・?</p>&mdash; 秋月家(ボイロ実況者) (@Akidukike) <a href=”https://twitter.com/Akidukike/status/1193398329717059585?ref_src=twsrc%5Etfw”>November 10, 2019</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

■貢献度では江東区が上

お台場の南側、東京湾に浮かぶ埋立地は造成開始時には帰属が決まっていませんでした。そのため、暫定的に住所は「江東区青海地先」となっていました。また、中防で発生する行政的な業務は、暫定的に江東区が受託していました。もともとは、太田区の住民が海苔の養殖を行っていたことから大田区が領有権を主張していたのですが、埋め立て作業を行う長い期間、住民がゴミを運ぶトラックから出る臭いや、交通問題に耐えてきたこともあって、中防は江東区が持つべきと言うムードを醸成しました。こうしたひとつひとつの積み重ねが、江東区が中防の約8割の帰属につながる要因になったことは間違いありません。

本当に開発されて発展するのだろうか?

■開発投資を期待

長らく住所が定まらなかった中防には、東京都環境局庁舎(江東区青梅)や都立海の森公園(江東区青梅)といった都の施設しかなかったこともあって、特に問題が起こることもありませんでした。見方を変えれば、太田なのか江東なのかが決まらなかったことが開発を妨げてきたとも言えます。ご存知のようにお台場にはフジテレビを筆頭に多くのオフィスビルが建築されています、青海もまた東京ビックサイトがあり、多くのイベントが開催されています。周辺の状況を見ていると、中防での開発も大きく期待を持つことができます。特に2020年に開催されるオリンピックでは会場となっていることもあり、両区に取って大きな開発投資が期待されるため、両区とも“オリンピック”までに決着することを決めていたのです。

<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>さっきTVで江東区と大田区の埋め立て地の領土戦争やってたけどさ、そもそも江東区なんて人の住む所か?江東区、墨田区、江戸川区なんて徳川家康以前は利根川だった所だろ。そんな所に住むんだったら市川、船橋の方がよっぽどマシ。都内に住むんだったら山の手じゃなくちゃ意味ねー。</p>&mdash; はむママ (@kauta1111) <a href=”https://twitter.com/kauta1111/status/1193376734369894405?ref_src=twsrc%5Etfw”>November 10, 2019</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

■将来的には「いらない」状態になるかも

ようやく決着した中防の帰属問題ですが、中防での開発が今後加速するかは疑問です。
お台場は足元が土砂で埋立られており建築するに問題はないのですが、中防地区はゴミによって埋立てられているため、地盤が軟弱であったり汚臭が発生するなどの問題があります。専門家によれば“本格的”な開発行為が可能なのは2050年以降とするものもあります、また東京都の人口も減少に転じていくため、中防地区での将来的な開発は不透明なのです。
TVタックルでは大田区、江東区の住民がそれぞれに「領有権」を主張していましたが、10年後には『いらない』と、お互いが譲りあいをする状況も考えられます。それに、中防地区には更に500haの新規造成が予定されており、ここの権利もまた両区が争うことになるのでしょうか?40年を経て20:80で決着した中防の帰属問題は、まだまだ続きがありそうです。

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