「ワイドナショー」で松本人志が伊藤詩織・山口敬之の性行為問題に言及「かっこよくない」

引用 毎日新聞

ジャーナリストの伊藤詩織さんと同意のないまま性行為に及んだとして東京地裁から賠償命令が下された元TBSワシントン支局長山口敬之氏が、判決後すぐに控訴を表明したことについて「ワイドナショー」出演の松本人志さんが「カッコよくない」との意見を述べました。ネット上では「かっこいいか否かのもんだいではない」と疑問の声も上がっています。しかし、この件に関しては刑事告訴は不起訴処分となり、当事者の記憶だけが頼りに事実関係が争われており“藪の中”とも言える内容。そんな状況下で「カッコわるい」と指摘する松本氏の見方も理解できる気がします。

二人は食事をし、伊藤さんは泥酔するまで飲んでいた

■お互いに何を証明したいのか?

伊藤さんは平成15年4月、山口氏と食事をともにし、2軒目の寿司店で酩酊状態になりました。山口さんは自身の宿泊するホテルに伊藤さんをタクシーで連れて行きました。伊藤さんは意識のない中で性的被害を受けたと主張し、民事裁判で山口氏に1100万円の損害賠償を請求しました。いっぽうの山口氏は、同意があったとして1億3,000万円の損害賠償を求めて反訴しました。しかし、民事訴訟前には検察が不起訴処分の裁定を出し、刑事で争うには十分な証拠がないとしていました。今回の裁判は、犯罪を裁くのではなく山口氏の行為が「損害賠償」に値するかを裁く裁判とも言えます。

■山口氏が伊藤さんに損害を与えたことは認められた

東京地裁は19年12月18日、伊藤さん勝訴の判決を下し、山口氏に330万円の賠償を命じました。山口氏の反訴は棄却されました。しかし、山口氏は伊藤さんの主張のみが受け入れられてしまっているとして、判決当日に控訴する意向を表明しました。インタヴューで伊藤さんは「自分の主張が認められたことには安堵しているが、受けた傷が癒えることはない」とのコメントを発表、判決後の外国人記者クラブでの山口氏の記者会見にも出席していました。この場でも山口氏は「伊藤さんはウソを言う」と、両者の主張はいまだに平行線を辿っています。

裁判の結果がどうあれ、被害が大きいのは女性

■伊藤さんの「気が済まない」

両者の主張が対立する中、22日の「ワイドナショー」で松本さんは

「密室のことですし、どういうやりとりがあってどういう流れか分からないですけど、間違いなく言えるのは、女性の方は嫌だった、納得していない、思い出すのが嫌になるということ。そうなると男は謝るしかないですよね」

と持論を述べました。伊藤さんは当時、ホテルを出てすぐに産婦人科を受診、警察に相談し、被害届を出していました。その後警察では準強姦罪で刑事事件として捜査していましたが、東京地検は16年に不起訴処分としています。伊藤さんは心身ともに大きなダメージを受けたとしているのに、犯罪としては立件されなかったということです。

■罪は認めずとも、嫌だと言われていることは認めては

前述のコメントの後、松本さんは

「これでまた控訴したところで、もし逆転で勝訴したとしても、山口さんはカッコ良くないですよね。うん、どこまでいっても、こうなっちゃうとカッコ良くないので」

とネットで物議を醸している発言をします。「藪の中」の話、真実がどうであれ女性を自室に連れ込んで性行為をした事実がある以上、男性としては潔く「事実」を認めた方が良いと言っているのでしょう。もしかしたら、山口氏が言うように泥酔時に“合意”し、酔いが醒めてから“否定”したのかも知れません。しかし、それは“藪の中”のお話で誰も知り得ないのです。だからこそ、刑事事件としては成立していないのです。ここで、山口氏が控訴を取り下げれば「伊藤さんの言い分」を認めたことになるかも知れませんが、男の美学としては“カッコいい”のではないでしょうか、問題が民事に移っている以上、そういうことだと思いますが…・

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