コロナ感染者ゼロの報道の中、キム・ジョンウンは死んだのか?北朝鮮で語られる米国と韓国によるウイルスの拡散。

引用 朝日新聞

北朝鮮当局は未だに「我が国では新型コロナウイルスは発生していない」との立場を崩してはいませんが、国内からは断片的に感染報道や、厳しい感染防止策の影響により人々の暮らしが苦境に追い込まれていることが伝えられています。北朝鮮のコロナウイルスに対する感染防止策が非常に速かったことは知られています、武漢で感染が拡大し始めた当初に対応策が取られていたと言われています。それは、中国が北朝鮮にいち早く情報を伝えて感染拡大を食い止めるようにしたのではないでしょうか。なにせ、中国と地続きなのは北朝鮮とタルキスタンだけなのですから。

よそではフェイクであっても北朝鮮では単なるニュースなんです

■感染は米韓から

感染防止のための知識は、テレビ、新聞などの国営メディアはもちろん、職場や人民班の会議の場で行われる小規模な講演会でも伝えられますが、その中には嘘の情報も含まれているのです。平安南道のデイリーNK内部情報筋は、最近行われた人民班の会議で感染予防についての教育が行われたが、公演の中身は「米国と南朝鮮がウイルスを意図的に広げているから注意せよ」というものだったと伝えています。講師の説明では米国や南朝鮮の人間は品物や紙幣にウイルスをなすりつけて送り込むのだとされ、北朝鮮国民は常に警戒を怠らず、不審なものがあれば絶対に触らずに通報するように指示を受けました。

■大切なのは国外に敵を作ること

経済制裁にコロナ禍が重なり、とんでもない状態に陥っている北朝鮮経済ですが、そのしわ寄せを最も受けているのは一般の国民です。国民の不満を外部に向けて、内部結束を図るために、このようなありもしないフェイクニュースを流しているのです。北朝鮮では体制に都合が良い話だけを国営メディアから末端の宣伝機関まで流します、もちろん、まったくのでっち上げのフェイクニュースであったとしてもです。このような「コロナ米韓発症説」は北朝鮮国内では広く使用されているようです。しかし北朝鮮の人々も、このような宣伝には“免疫”ができているようで、そう簡単に信じることはないようです。

いったい何が本当か?いつわかるのでしょう

■メディアは金一族の為にある

違和感のある話ですが、そもそも北朝鮮と民主主義国家ではメディアの使命や存在意義が異なるのです。1973年に金正日総書記はメディアの役割について、国民全員を金日成主義者にし、社会を金正日主義の求め通りに改造して、主体偉業の勝利に貢献するものと規定しています。要は金正日の考え方を伝え、金正日の考え方により作られる社会の為にメディアは存在するのです。ですから、トランプ大統領が言うようなフェイクニュースは北朝鮮国内には存在しえないのです。咳をして高熱を発する人がいたとしても、それはコロナウイルス感染者ではないのです。なぜならば、北朝鮮のメディアでは感染者0だからです。

■では問題です。金正恩氏は生きているでしょうか?

金正恩朝鮮労働党委員長は5月1日、肥料工場の完工式に出席したと、朝鮮中央通信が2日に写真付きで報じました。正恩氏には「重篤」「死亡説」が流れており、公開活動が伝えられたのは20日ぶりとなります。しかし例年は大規模な催しが行われていたメーデーとしては違和感を感じます。韓国の脱北者議員は「正恩氏の死亡を99%確信している」と主張しています。正恩氏が1日に肥料工場を訪問し、テープカットを行い、労働者に手を振って応えたといいます。正恩氏がテープカットする写真が配信されています。正恩氏は北朝鮮最大の祝日である「金日成主席生誕記念日」(4月15日)に姿を現さず、米CNNは4月20日「正恩氏が手術を受けた後、重体に陥った」との報道を行いました。こうした混沌とした状況下、正恩氏の公開活動が報道されたのです。しかし、これまで5月1日のメーデーには大規模な催しが行われてきたのに“工場の完工式出席”というのは、どうもいただけません。米のトランプ大統領は「時期が来れば」と、情報の公開を避けているようです。北朝鮮国内では、金正恩氏はどう報道されているのでしょうか、やけにニコニコと愛想のいい影武者がメディアに登場し、国民は正恩氏の『死』を悟っているのでしょうか、コロナは感染0、正恩氏は元気で肥料工場、う~ん、やっぱりこの国には恐怖を感じます。

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