政府からの相次ぐ要請に「サイゼリヤ」堀埜一成社長が吠える“ふざけんなよ”もっと他社の社長も意見を言うべし。

引用 東洋経済

政府の求めに応じて、午後8時までの時短要請に応じているサイゼリヤは、13日に決算会見を行い、堀埜一成社長は、政府がランチでも感染リスクが高いと注意を呼び掛けたことについて「きょう、ランチがどうのこうのと言われて、ふざけんなよ」と述べました。地域によっては大手飲食チェーンに補助金がでていないとして「大手飲食チェーンで働いているいる人は多い。外食は、しゃれにならないぐらい追い込まれている可能性がある」と大手への補助金の拡充を訴えました。サイゼだけではなく、リンガーハットなどの外食チェーンでも売り上げの減少は深刻化しており、国内初で話題を撒いたプロ体操選手、内村選手のスポンサード中止は衝撃でした。

政府はもっと「やり方」を詳細に支持すべきでは

■そこに至るまでの時間と労力を知っているのか?

サイゼリヤは現在の会長である正垣泰彦氏が、東京理科大学在学中にアルバイトをしていた渋谷食堂のコックに「おまえ、食べ物屋の素質がある。独立してやったみたらいい」と諭され創業を決意しました。父親に協力を仰ぎ、千葉県市川市八幡にあるフルーツパーラーを購入してもらい、洋食店に業態を変更し「サイゼリヤ」を創業しました。しかし、開店から9か月後にやくざ同士の喧嘩が原因で、火事が出て店舗は全焼し、休業となってしまいます。休業期間中に中垣は“これからはイタリアンだ”と思い、洋食店をイタリア料理専門店に転換し店舗を再開しましたが、客足は遠退き、閑古鳥が鳴く状態になってしまいました。

■1から1500に

正垣氏は、客が来ない原因は価格にあると考え、全てのメニューを7割引きで販売するという行動に打って出ます。この読みが見事に的中し「サイゼリヤ」は行列ができるほどの大繁盛となりました。「この方針ならば売れる」と確信した正垣は、サイゼリヤを低価格路線に乗せ、現在の地位を確立していくこととなります。この店舗は2000年2月に閉店しましたが、現在は記念館として残されています。事前に連絡すれば記念館の見学をすることもできます。ひとつの大規模チェーンが出来上がるまでには長い歴史が必要なのです、最初の1店舗から現在の店舗までの企業努力を考えれば、外野が簡単に時短や営業自粛を語るべきではないのではないでしょうか。

分母が大きくなれば縮小の影響は大きい

■売上高1500憶円超であれば1%でいくら

サイゼリヤの売上高は1500億円以上、店舗も1500店舗近くにのぼります。従業員は4000人超、これだけの規模で、営業時間の短縮を行えば、売上や従業員に及ぼす影響は図り知れません。「協力を要請する」のであれば「補償をする」のが当然です、保証できないのであるならば“感染対策を行ったうえで、責任を持って営業を”と要請すべきです。大も小もないのでしょうが、食品衛生を守って営業してきた飲食店舗各社さんなのですから、同じように『感染対策』に基準を設け、営業云々を言うべきではないでしょうか、2波から数ヶ月ではありますが時間はあったはずです、単に時短を言うのではなく、もっとしっかりした骨格の要請をすべきです。

■既に自主対策は行っている

またサイゼリヤでは13日、コロナ対策のため生ビールを缶ビールに切り替える方針を明らかにしました。自粛で生ビール需要が減り、業務用の樽詰めビールだと効率が落ちてしまうため、仕方なしの切り替えでした。飲食店では顧客の減少に伴い、それぞれが努力を行っているのです。「この時期を乗り越えれば」そう思って従業員も耐えている状況下で、簡単に「ランチは危ない」などと発言すべきではないでしょう、医療従事者も飲食業従事者も国民の日々を支える人たちに間違いはないのです。上から目線で「危ない」などと軽々しく言うべきではありません、サイゼの社長がゲキオコなのも当然です。せめて、私たち消費者は日々の低価格での食事提供に感謝したいものです。

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