是枝裕和監督の視点が泣ける「万引き家族」は「誰も知らない」を思い起こさせる。

引用映画.com

フランスの南部、カンヌで開催された第71回カンヌ国際映画祭は5月19日夜、日本の是枝裕和監督の「万引き家族」に最優秀賞の“パルムドール”の栄冠を与え、閉幕しました。日本映画が最高賞を受賞するのは1997年公開、今村昌平監督の「うなぎ」が受賞して以来、21年ぶりの快挙となります。少し前から6月公開に向けての予告編などが公開されていました。私はこの数分の予告編を見ただけで涙を抑えることができなくなりました、夜の帰り道で主人公の男と息子がマンションの廊下で震えていた女の子に声をかける「コロッケ食べる?」この数秒のシーンだけで涙腺が崩壊してしまいます。是枝監督の作品は『家族』をテーマに描いたものが多く、初期に見た「誰も知らない」のイメージが強烈に残っていて、私的には今回作品に「誰も知らない」と同じトーンを予告から感じてしまうのです。 続きを読む

第90回 アカデミー賞ノミネート作品発表されるクリストファー・ノーランの「ダンケルク」頑張れ!!

1月23日、第90回アカデミー賞のノミネート作品が発表されました。最多ノミネートとなったのはギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オフ・ウォーター」の13部門、次いでクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」が8部門で追随しています、ギレルモ監督は「パシフィックリム」で日本でもお馴染みの監督ですがノミネート作品に関しては、まだ日本未公開のため何とも言えません、見た作品の中では「ダンケルク」が私の2017年の最高評価作品です。 続きを読む

めっきり見なくなったフランス映画、でもアラン・ドロンの名前を聞くと昔を思い出します。

今日、ビックリしたのはネットで「アラン・ドロン」の名前が取り上げられていたことです。昨年7月に81歳で引退宣言し、人生は終わらないがキャリアは終わりだと語りました。そうなんです、既に80歳を超え若い世代だと知らない人も多いのではないでしょうか、私が彼の映画を見たのも小学生の頃が、最も頻度が高かったと思います。彼の主演作の中でも有名なのが「ボルサリーノ」ですが、この映画も1970年の公開ですから半世紀近く前ということになってしまいます。 続きを読む

JASRACが「課すラック」「カスラック」と呼ばれて嫌われています。

ジャスラックがちょっとした話題になっています。一般社団法人 日本音楽著作権協会(Japanese Society for Rights of Authors,Composers andPubleshers)は1931年に設立され、現在は渋谷区上原に所在します。その目的は音楽著作権者の権利を擁護し、あわせて音楽の著作物の利用の円滑化を図り、こうした活動により音楽文化の普及発展に資することをを目的としています。主に目立つ活動は「音楽著作権者の著作権に関する管理事業」”音楽を使ったら著作権があるのでお金を払ってください”というものです。 続きを読む

老いも若きも今夜は見よう冒険映画の金字塔「レイダース/失われたアーク」を。

引用 レイダース/失われたアーク

「文句なしに面白い」と思った映画はこの映画でした。私はまだ大学生でした、福岡の映画館で見たのを覚えています。映画音楽の巨匠ジョン・特に今夜放送となる「レイダース/失われたアーク」はインディ・ジョーンズシリーズの原点にして第一作となる作品です。この映画が制作された1981年当時、製作総指揮のジョージ・ルーカスは37歳、監督のスティーブン・スピルバーグは34歳と共に若く働き盛りの時期でした。この映画が生まれたきっかけはルーカスが「スター・ウォーズ」を監督した後、興行的に失敗するのではないかと不安を感じてハワイに逃げ出したところ、「未知との遭遇」の撮影が終了して休暇を取っていたスティーブン・スピルバーグが合流。「007シリーズ」のような作品を作りたいというスピルバーグに「それなら」とルーカスが明かしたのが、この「アーク」のストーリーだったのです。製作はルーカスフィルムで行い、ハワイから帰った半年後にスピルバーグに監督を正式依頼、スピルバーグは監督を引き受けました。 続きを読む

元祖ブレードランナー、ハリソンフォードが35年ぶりの続編のために9年ぶりに来日。

俳優のハリソン・フォード(75)さんが新作映画の宣伝のために来日されています。実に9年ぶりの来日です、せっかく久しぶりに日本を訪れたのに雨続きでご機嫌はななめだったようです、各テレビ局のレポーターに対応するハリソン・フォードのテンションの低さはテレビ越しでも十分に伝わってきました。今回の来日は、新作で続編である「ブレードランナー2049」の宣伝のためです、1982年製の「ブレードランナー」の舞台となっているのが”東京”の未来的な環境になっていたことは、見た方にはすぐにわかったと思いますが、そういうことを踏まえての来日かと、個人的には思っています。 続きを読む

葉問と書いて”イップ・マン”彼はブルース・リーの師匠であり詠春拳の伝承者であった。

詠春拳をご存知でしょうか?欧米では太極拳に次ぐ人気を誇っているとも聞きます。かつてブルース・リーが自分の拳法である「截拳道」の基礎とした拳法として有名であり、そのためか欧米では修練する人が多いようです。日本ではあまり聞かない流派ですが、これは香港で詠春拳を広めた葉問(イップマン)が「日本人には教えるな」と言ったことが原因だとされています。この葉問(イップマン)こそが、ブルース・リーの師匠であり詠春拳葉問派の統領なのです。 続きを読む

映画「ブレード・ランナー」の続編が米で”大失敗”でオヤジ映画の噂がたつ?

引用 ブレードランナー

前評判が高い映画が公開されると大失敗という例はよくあります。しかし、この映画に限ってという思いは映画ファンなら誰でもあるはずです、伝説的SF映画「ブレードランナー」がその映画です。アメリカ国内では10月6日(金)から公開がはじまりましたが、客の入りがパッとしないようです。なんと1億5500万ドル(約175億円)という巨額な製作費をかけて製作された「ブレードランナー2049」が、初めての週末までに稼げたのは3,150万ドル(約35億円)でした、しかもこの金額には5日夜の先行上映分の400万ドルも含まれています。 続きを読む

ニコラス・ケイジが”うまい棒”になった。そこでケイジ主演作ベスト3を考える。

ハリウッドスターのニコラス・ケイジが「うまい棒」になりました。これまでも、いろんなグッズの素材となってきました、日本国内でも金太郎飴や人形ストラップなどがありました。今回は駄菓子の金字塔「うまい棒」です、気になる味はコーンポタージュ味。実はこれ10月13日より発売される、ニコラス・ケイジ主演の実話コメディ映画「オレの獲物はビンラディン」の特別鑑賞券(1,500円/税込み)の特典として、窓口購入者限定で進呈される『おまけ』だったのです。ニコラスファンやグッズコレクターにとっては垂涎の品、欲しい人は早めに特別鑑賞券をお求めください。 続きを読む

今秋公開「アウトレージ 最終章」予告編公開、私が選ぶ北野映画BEST3。

先日、ラジオのパーソナリティが「アウトレイジ 最終章」を見たエピソードを語っていました。「えぇ、もう公開しているの?」調べてみたところ、予告編は既に公開になっていました。最終章本編が関係者の間で試写にかけられているのかどうかは知りませんが、業界関係者は見られた方がいるのかも知れません。北野武さんは映画監督として、既に10本以上の作品を撮られています。今日は、私が推奨する北野作品を選んで見たいと思います。 続きを読む